常住場所の狭い庭に植えてあるビワの木が実をつけ、熟すと鳥の格好な餌になってしまうので早々に採ってしまった。 枇杷の葉を利用するため(殺菌効果がある)、昨年までは枇杷の木が2本あったのだが、木が大きくなるにつれ日当たりが悪くなったのでやむなく1本を切り倒してしまっていた。
豪雪のためであろう信濃町では実生の木は育たないらしく、地元産の果物を聞いたことがないが、荒瀬原などの畑ではリンゴの木が見られるので僅かながら生産はされているようだ。 温暖化の影響で信州や青森のリンゴの生育時期が変化しているということなので、そのうち信濃町でも業としてリンゴを育てられるようになるかもしれない。(素人考えだが、霜や雪の影響がおきる11月中旬までに穫り入れが出来れば可能ではないだろうか?)
ブルーベリーが実生の類に入るのか分からないが、ここ10数年で町内のブルーベリー畑は相当に増えている。 ブルーベリーは生食やケーキ作りにも使われるが、殆どはジュースやジャムなどの加工用だろうと思う。 地元農家から買うブルーベリーも20年程前と比べると値段が随分と高くなったが、そろそろ飽和状態になるのではないかと感じる。 7月中旬から1ヶ月少々しか収穫できない。 ある特産品売場で農家の方が勝手にブルーベリーを納品してくるので冷蔵庫に溢れ困っているという現場に出会ったことが以前にあった。
さて、クーロン牛や遺伝子組み換え大豆の輸入に何の意識を持たない日本人は多いようだが、化学的にも生物学的にも操作された食料は歴史の淘汰を受けておらず危険このうえない筈だ。 危険な食品の市場投入を許可する役人は犯罪者に等しい存在のはずだが、ここにでも企業論理だけで決定がされていると思われる。
今日の話題はクローンだが、生き物ではなくコンピュータのこと。
昔、秋葉原のラジオデパート地階の店でアップルコンピュータのAppleIIクーロンが販売されていた。 ○ンダツウショウという店であったと思うが、そのクーロンさえ高嶺の花でなかなか買えなかった。 世の中の流れでクローンビジネスが難しくなってからも台湾の業者が○教電子のビルであったかAppleIIcクーロンを販売していたが、ほどなく警察の手入れを受けて店を閉じてしまった。
日本製品のクーロンといえば、NECのPC9801シリーズのクーロンをセイコーエプソンが製造販売したことだけであろう。 法的にクリアーした製品であったが、その後はマイクロソフトのウインドウズOSの躍進でハードはAT互換機中心になってしまい、ハードクーロンの存在意味がなくなった。
その後年月を経て昨年聞いたのが、アップルのOSXを載せたMacクーロン機であった。 純正機より比較的安い価格設定で、日本で販売されればiPodやiPhoneブームに乗って売れるのではと思っていたのだが、カリフォルニアにあるというPsystarという会社がなんと経営困難で破産保護申請を行ったとCNETに掲載されていた。 当初OpenMacという名称にしたがアップルを刺激するとOpenComputer , OpenComputer Proに変更したとか、アップルのOSをインストールしても正常動作するという表現を控えたりしていたらしい。 法的な権利関係がより厳しくなっているので日本に来ることはないだろうが、アキバ辺りでこんなPCが出回ったら遊びに出るのも悪くないなと思った次第である。
なおPsystarのショッピングサイトは本日現在まだ公開されている。
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