マイクロソフトのWindows Vistaの後継バージョンであるウインドウズ7RC版の公開が始まった。 今年1月、MacBookの仮想環境でベータ版を試してみようと思ったが、公開期間がすでに終了しておりダウンロードできなかった。 今回、5月4日にマイクロソフトからリリース版についてのメールが届いており、巷では日本語版がダウンロードできるのは7日からと言われていたようだった。 しかし、5日夜メール文のリンクを辿ってみたら、プロダクトキーも配布されダウンロードができてしまい、その総容量は2.5Gb(32Bit版)ほどであった。
翌日、早速MacBookProの仮想環境にインストール。 インストール時間は30分程度であったと思う。 一応保存のためDVDに焼いたが、Macの場合DVDイメージをそのままドライブとしてアタッチできるので、そこからインストールした方が時間がかからなくて済む。
インストールそのものは手こずらなかったが、ネットワークとオーディオ・デバイスのドライバが組み込まれない。 未だ不具合があるのかなと思いつつ、全部を削除して再度インストールしてみたが変化がない。(仮想環境なので、こういう所作は便利だ) そこで仮想環境のParallels Desktopがメッセージ表示していたParallels Toolsのインストールをしてみたら、ハードウエアの自動認識をしドライバが自然に組み込まれた。 インストール直後、MacウインドウとWindows7ウインドウとを自由に行き来できなかったマウスカーソルもXPと同様に出来るようになった。
このRC版の使用期限は来年3月だそうで、その頃には製品版が販売されるであろう。 期間限定なのであれこれアプリをインストールしてメインOSとして使うわけにもいかない。 コールドスタートした時の起動時間は特段に早くはない。 まだオートログインが出来ない(方法が分からない)ので、遅さを感じてしまうのであろう。 デスクトップに新鮮さはあるし、IE8もどことなく早く表示しているようである。 この辺の所の分析は専門サイトに任せよう。 ただ3000ほどあるXPのお気に入りリンクをこちらにコピーするのに10分以上かかり、CPU使用率も100%になっていた。 容量としては多くないのにと思うものの、メモリ設定を1Gbにしているのだが、これをもっと広げた方が良いのかもしれない。
操作して気がついた点は、仮想環境で、Macの書類フォルダーとWindows7のドキュメントライブラリを共有化しているが、デジカメ写真のプレビューで表示がおかしくなった。 正常に表示するものもあるが、一部ノイズがかかったような、また全部がノイズのような表示をすることがある。 仮想環境のXPではきちんと表示できているので、たぶんWindows7(フォトビューアー)側の問題であろうと思う。 どちらにしてもこれから良い事悪い事、色々評価されることであろうが、当面は時勢に乗かって、”一応Windows7のことも知っています”という程度のOS遊びの範ちゅうに居ようと思う。 来年まで使ってみて良ければメインOSにしてもいいが、そのうちアップルもOSXのバージョンアップを行うことであろう。 それから考えても遅くはないが、まぁ新しいOSのためにハードをとっかえひっかえするような行動は止めておこうと思う。
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