世の中には無駄なものばかりが目立つように思う。 まぁ、無駄なものを生産することで経済が一部成り立っているという面もあるが、国会議員や高級官僚などは無駄の最たるもので、定数のいっそうの減員が望まれる。 直近の例では、豚(新型)インフルエンザに対する厚生労働省(含むマスゾエ)の一連の所作がそうだし、2億8千万円もかかったというアソウタロウ総理大臣が出演したCMも無駄の一言である。 あれは間もなく始まるであろう選挙のための顔出しであろうし、テレビ局や電通を儲けさせただけのものであったと一人合点している。
さて、今日のネットニュースの中で、「一駅族」という記事を見た。 メタボ(これも厚労省や医療関係者の策略と思えるが)にならないためにと、ビジネスマンが朝夕の通勤に一駅手前で降りてウォーキングをしているというものであった。 JR線の駅間は総じて長く私鉄のそれは短い。 半数の人が駅間1~3kmを歩いているそうだが、これだと1万歩には到底届かないので、どれほどの運動効果があるのか疑問に思える。
ところで、最後に職を辞する前5年間、私はこれと同じようなことしていた。 夕方定時に仕事を終えて帰宅すると時間的に早かったこともあって、途中の駅までの6kmをほぼ1時間かけて歩いていた。 これだけの距離だと革靴というわけにはいかないので、革靴に似せた軽い運動靴を履いていたが、結構汗をかくので上着やコートを腕に抱えるのが面倒であった。 時期としては9月下旬から5月上旬までで、夏場は夕方であっても日射病のおそれがあり中止していた。 これが習慣化していたので、買い物や飲み会などで歩かない日が続くと何となく気持ちが悪くなっていた。
そんなウォーキングを記録していたら通算で2400kmを超える距離となり、以前踏破した旧東海道は500km弱の距離なので、江戸・三条間を2往復半した勘定となっていた。 それだけ歩いたからといって特別なものはないが、おかげで体の調子は良かったように思う。
しかし、現在は食事に注意し体重を減らしたものの、そのような歩きをせず運動量が少なくPCの前に座ることが多いため、何か腰の具合がよくないようにも感じる。 歩かないため筋肉量の相対的な減少があるのかもしれない。 ウォーキングにしろバイクにしろ、もう少し習慣化していかなければいけないと思う今日この頃である。
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