先日、NHKの「プロフェショナル・・・」という番組で、良い野菜の産地直送をしているという木内博一さんという方を知り、その仕事ぶりや、甘いミニトマトの生産をオーストラリアでできないかと検討している姿などを見た。 20年近く地域を纏めてこられた彼の熱意と、40歳そこそこと思われる若さ、しかも気負った態度のない姿に感じるものがあり、早速ホームページを探してみた。
そこで見つけたのが、農事組合法人 和郷園で、番組出演記念の宅配セットがあるというので早速注文した。 通常価格より2割ほど安かったようだが、そのセットが昨日届いた。 まず、ミニトマトだが完熟しており、実に甘くて美味しい。 そら豆も然り。 キャベツはまだ食していないが身がしまって大きく重く、スーパーなどで見るものとは大違い。 トウモロコシの実は小粒だが実に甘い。 タイの直営農園からのマンゴーは良い香りがして大変美味しく、首都圏の有名果実店で手に入れたら相当の値段がするのではと思われた。 価格的にも遜色ない(安い)と判断して、野菜やマンゴーを再び注文してしまった。(特にマンゴーの注文は日切りがある)
このサイトでの注文方法は難しくないのだが、クレジット決済がくろねこヤマトのシステムを利用しており、注文後、決済メールを受信(注文後すぐに来ない)してから決済サイトへ飛び、名前や番号を入力する。 注文の都度、決済情報を入力する手間があるので、やや面倒な感じがする。 また、毎週、隔週ごと野菜ボックスを宅配してもらう注文方法があるが、我が家のように出かけることが多い家では利用しにくいように思われた。
このようにこれまでも通販を多く利用して来た。 黒姫へ通いだした頃だから、もう18~19年経っていると思うが、善光寺近くの味噌屋さんはその味と品質が気に入り、以来ずっと注文しており、家内の友達などへも広げているので、総体から見ると、小売店以上の取扱量になっていると思う。
他にも、良い食品を提供する通販サイトや果実農家などを利用して来たが、年を経るごとに経営者の態様や業態が変わり、当初の良さが無くなっている所も多い。 特に販売量を増やそうと、楽天など大きな通販サイトに乗ると、途端に悪くなる。 手数料などの負担を償却できるように売りやすい商品を並べ、飛び切りの品質にこだわらなくなるからであろう。
従い、これまで良かった通販サイトがいつまで続くかは分からないので、その都度検証し不具合のある先からは当然取ることを止め、しかもその状況を周囲の友人達にも伝えることにしている。 ここに口コミの怖さがあると思うのだが、経営者はどこまで気づかれているであろうか?
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