総務省の鳩山邦夫大臣の辞表(更迭)が今日の昼過ぎに発表された。 法務大臣の時には死刑執行に数多く承認し(死刑制度を容認できない自分はこれに憤りを感じていた)、「死神」と揶揄された鳩山氏だが、郵政の民営化にともなう「かんぼの宿」などの民間への払い下げに疑義があると大変に頑張られていたが、アソウタロウ総理大臣の指導力の無さか、はたまた闇にうごめく蛆虫どもの力に負けたのであろうか、絶対に辞めないと言っていたが結局は更迭されてしまった。 数百兆円という郵政資産をアメリカが食い物にしようとし、それに乗ったのがコイズミやタケナカで、経団連のミタライやオクダなども含まれるであろう、そんな流れに竿をさしたのが鳩山邦夫氏で実に勇敢な人物だと応援していたのだが非常に残念な結果になってしまった。
これでアソウの無能さがより鮮明になったし、再び与党への支持率が減り政権交代への弾みがつくのではないかと思う。 先ほどテレビニュースで見た鳩山氏には慙愧に耐えない表情をされていた。 いっそうのこと、自民党を飛び出し兄由紀夫の動きに合流すれば良い。 そうすれば政権交代は確実になり官僚政治の終焉も現実味が出て来る。 植草一秀氏のブログでは、この更迭を「法治国家の否定」だと記している。(アクセス数が多いのかニフティーが通信規制しているのか、先ほどなかなか開けなかった)
さて、昨日は所要で東京・荒川区へ出かけた。 午前中降っていた雨は早々と止んで午後から青空が見えていた。 そして帰宅時に案内してもらったのが、谷中商店街の一角にある「鮨 乃池」という寿司屋さん。 谷中というと谷中墓地しか思いつかないのだが、東大や根津神社、上野の森からも近く、昔は文人も多く住んでいた場所らしい。 店構えは昔のままのようで懐古の情に浸れるようにも思えた。
ここで食べられる穴子寿司は実に美味しい。 長年つかっているであろうタレと一緒に穴子を煮込んでいるのか分からないが、柔らかくすっと喉を通ってしまう。 あっという間に一人前を平らげてしまった。 すましも実に良い出汁とりができていていい。
往年の美少女に囲まれ、一人日本酒を飲んだが、肴として頼んだ「タコふっくら煮」(料理名に確信なし)が面白い。 煮タコに小豆餡がのっているのである。 甘辛両刀遣いのための料理かなと思ったら、蛸を柔らかく、しかも良い色を出すために北海道の小豆と一緒に炊いているとのこと。 小豆をそのまま捨てるのは勿体ないと、餡にして煮タコとあわせだしているとうかがった。 意外にこれが美味しいのであった。
夜遅い時間だったので長居ができなかったが、次回千駄木近くに来た時は再び訪ねたい店であった。
大きな地図で見る
訪ねた建物のベランダから撮った川。 これが荒川だと思ったら隅田川で、荒川はさらに左手奥で川幅ももっとあるようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿