民主党の前原政調会長が産経新聞に「言うだけ番長」と記載され、これに反応し立腹したうえ産経新聞記者の会見場への出席を拒否したとのことです。 私自身、サンケイそのものは胡散臭いマスゴミの筆頭にあるものと思っているので、その記事について精査するつもりもないのですが、政治家というものは良くても悪くても、色々書かれるものです。 一言二言に反応するようでは、政治家としての自覚や認識度が弱いというか、人間的な器も大変小さいように思われました。
現在の全閣僚の顔ぶれを知るわけでもありませんが、安住財務大臣、玄葉外務大臣にしても、岡田副総理にしても、重責に在る者としての重さが伝わってこないわけです。 当時は色々言われていたでしょうが、数十年前の藤山愛一郎、大平正芳、三木武夫、宮沢喜一といった顔ぶれを思い起こすと、天と地の開きがあり、今の顔ぶれの器の小ささが感じられて仕方ありません。
小沢事件は、検察が起訴できなかったものを、実態不明な検察審査会が訴追したという形で無理やり小沢さんを貶めようとしているわけです。 かねてより、訴追を決定した検察審査会のメンバーの平均年齢の算出に疑問があるとされていましたが、最高裁総務事務局がメンバー選出のためのソフトを利用したものの、そのソフト結果はいくらでも改ざんができ、しかも改ざんしたという事実が残らないものだそうです。
また、最高裁事務総局がニュース配信をしている共同と時事に対し、司法関連報道の内容を事前チェックし、相応しくないものは書き換えて、新聞社やテレビ局に配信しているとのことです。 完璧に報道統制ですね。 これらを見ただけでも、今の最高裁を含め、日本の司法にはほとんど正義が存在していないことが分かります。 死刑から救われた冤罪事件がたびたび明らかにされているのに、今だもって冤罪事件がなくならないのは、司法行政そのものの改革が行われていないことになります。 裁判員制度も司法職にある者たちに利用された制度のようです。 そういえば、週刊東洋経済の編集長を痴漢容疑で逮捕したというニュースは以降何も流れていません。 こんな所にも司法関連の冤罪作りの匂いが感じられてしまいます。
検察審査会にかかわるソフトウエアを開発したのは、横浜・桜木町に本社を置く富士ソフトという会社らしいのですが、2~3百万円で十分に開発できるソフトに6千万円も支出しているとのことです。 そういった報道をされているブログなどネット情報を見ていますと、植草さんが言われる悪徳ペンタゴン、特に財務官僚や司法官僚、大資本家、そして従米政治家などが裏の世界で暗躍して来たのではないかと思えてしまいます。 菅も野田も悪徳ペンタゴンに利用されているのかもしれません。
小沢一郎さんは、民主党党員資格の停止を受けていながら、民主党内ではいまだ最大勢力であり、「国民の生活が一番」という徹底した主張をされています。 身内からも小沢潰しの乱射に合い、氷上を渡るがごとくの政治活動をしているとも言えるでしょう。 そんな小沢さんと前原を比べたら、否、比べたら小沢さんに失礼で、前原他、民主党議員はもっと小沢さんの生き方や信念を見習うべきだと思います。
先ほど、天木さんと植草さんのネット上での時事対談があり、お二方も立ち位置は同じなので、テレビで放映される胡散臭いジャーナリストが出てくる時事対談よりは安心して見ることができました。 天木さんはどことなく風呂敷を大きく広げたような話で、植草さんは理路整然とした語り口で、ともにうなづける内容が多かったです。 特に小沢さんの事件は小沢さん自身だけの問題ではなく、日本という国家が試されているという言質に納得しました。
震災、原発、TPP、増税、社会保障などなど、日本のいう国の行く末を決定する大事な時が今だと思います。 官僚主導の政治や能力の無い政治家、ヒットラーもどきの政治家などの存在に暗澹たる思いがしていますが、唯一救いはインターネットによる的確な政治情報の入手でしょう。 天木さんが仰っていましたが、今や政治家もマスゴミもブログなどからの発信を無視できずにいるとのことでした。
昔は、「事件の陰に女あり」と言われましたが、昨今では、「事件の陰には官僚あり」という言葉に替えなければならないかもしれません。 これまでも事故あるいは自殺と称して口封じが行われ、警察は「事件性がない」と捜査をしないことがあり、押しなべて考えると、国民の知らない所にある暗闇の存在を確信せざるを得ません。
ゲンダイネットに、「野田自滅へカウントダウン 一体改革 もう空中分解」という記事がありました。
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