今日は朝から雨だれの音を聞きながらの目覚めでした。 その雨は昼前には止んで、午後からは時折日差しが出て、外気温は一時14度でした。 これでは積もった雪は融けるわけで、散歩中に融けた水が流れていく音がそこかしこでしていました。 雲がなくなると山は見えて来るのですが、どことなく墨絵の世界が思い起こされます。 初めて黒姫に通うようになった頃は高速道路の長野道が豊科までしか来ておらず、豊科から19号線を長野へと向かったわけですが、その頃に見た黒と白の世界を見るような思いがしました。
昼から温かく道路も乾いていたので、近くのスーパーへ散歩がてらに出かけました。 広い駐車場の一角には除けた雪の山が出来ていましたが、ユンボだけであれだけにしたのでしょうか?
さて、今日の信濃毎日新聞に、『TPP反対32%、賛成27%、「分からない」は4割 県民意識調査』という記事が掲載されていました。 TPPはなかなか難しく一刀両断できる問題ではないのですが、賛成される方々の「グローバル化の流れに遅れをとる」という認識は何なのでしょうか? ちょっと疑問に思えました。 そもそもグローバル化の意味は? 諸国と対等に渡り歩くためには必要だというのでしょうが、日本という国が富み勢いがあれば、そんな認識は全く不要で、アメリカや中国など政治力に長けた国と同等に付き合うのは所詮無理な話で、それは直近の内閣を見ても当然うなずける筈です。 それよりも国内経済を豊かにし国の勢いを強くすること、これしかないと思うのです。 日経連の米倉のように、経済人は日本という国や国の将来よりは、自分の会社の利益しか考えていないものです。
晴耕雨読の、22日付けに「海外MBA留学・外資系投資銀行勤務経験者が経済財政政策で「転向」を語る:消費税減税と法人税増税?TPP反対」、さらに23日には、「開国でなく 売国日本 -ビル・トッテン- (日本海新聞 :温故知新)」という記事があり、これらを読めばよく理解できるものです。 因みに、ビル・トッテンさんは、アシストというソフト会社を経営されているアメリカから来られた方なのです。 私が在職中にはアシストのセミナーを受けたり、話を聞きに行ったものでした。
TPPは、日本という国を滅ぼす、それこそ「壊国」なのです。 そういう意味では、貧困層を作り出した小泉純一郎と同様に、野田は国賊そのものとしか言いようがありません。
と言った所で、本題ですが、
テレビであったか週刊誌であったか記憶がないのですが、動物の寿命というのは飽食になればなるほど短くなり、逆に飢餓状態になると、飢餓細胞、飢餓遺伝子、飢餓酵素といった物質が体内に出て、命を長らえるような作用をするとのことでした。 確かに食べすぎは肥満になると同時に、所謂メタボと言われるように、臓器全般に障害を起こすという認識は誰にもあると思います。
従前より我が家では、極力動物性たんぱく質の摂取を控え、大豆タンパクなど植物を中心にした食生活をして来ましたが、昨年は薪作りを発端に、ビールが美味しいと飲食の量に対する認識が弱まってしまい、揚句の果ては体重が在職中と同じ73kgを越える羽目になってしまいました。
昨年末、これではいけないと食べるものや飲むものを意識し、運動も始めたのでした。 そのお陰でわずかながら体重の減少が見られたのですが、先月「空腹が人を健康にする」という本に出会ったのでした。
著者の南雲吉則さんはクリニックを経営するという忙しさの中でメタボになり、父親の心筋梗塞をきっかけにご自分の健康のことを考え直したとのことです。
本書のサブタイトルは、「一日一食で20歳若返る!」となっておりますが、著者は現在56歳で、表紙に印刷されたご自身の写真は10歳もしくはそれ以上若いように感じられます。
「一日一食」にすれば、
1.体の傷んだところが修復される
2.自分の適正体重になる
3.皮膚年齢がどんどん若返る
とのことで、健康への有効な手段は、「空腹」「完全栄養」「睡眠」しかないと説いておられます。 具体的な表現では、
・一日一食(または一汁一菜)
・野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で
・睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように
初めから一日一食は無理だと思い、家内が数日出かけたタイミングで、これを体験してみました。 朝はリンゴやミカンなど果物、昼はパンを薄く切ってトーストしゴマペーストや蜂蜜で食事。 食間は大高酵素を飲んでカロリーを補い、夕食はご飯またはお粥などでしっかりと食べました。 加え、軽くアルコール(焼酎)も飲みました。
そんな生活を続けて二週間ほどでしょうか、今朝の体重は67.5kgと、2ヶ月前と比べると5kgほど減らすことが出来ました。 しかし、まだ内臓脂肪が目だって減少していません。(お腹がグッーと鳴らないと内蔵脂肪は減少しないようです) 一般に言われている適正体重より少し多い、64~65kgが自分にとって相応しい目標だと思っていますので、今年はこのことに注力して、延命を図ろうと思っています。 体に病を持ちながら生きながらうより、元気に歳をかさね、ある時ぽっくりと次の世に渡るのが誰でも望む所だと思いますので。
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