国政のトップにある民主党の野田佳彦総理大臣は、財務省に踊らされて「社会保障と税の一体改革」をするのだと声高に叫んでいますが、国民の生活や生命のこと、特にわずかな年金給付で暮らす老齢者のことなどは一切考慮していないと思われます。
また、大阪市の橋下徹市長は、職員の政治思想調査に加えメールのチェック、さらには義務教育である小中学生の留年制を検討しているとのこと。 戦前の特高警察(現在の公安警察も)、マッカーシー旋風、ヒットラーの鉤十字を見る思いがします。
はたまた名古屋の河村たかし市長は「南京大虐殺はなかった」と訪問した中国の姉妹都市の訪日団にわざわざ語った由。 歴史(近代史)に対する考察や洞察が全くない人物が市長とは、実におこがましい限りで、減税を訴える前に学ぶことがあるでしょうと言いたいです。
翻って東京都知事の慎太郎は、赤字続きの「新銀行」の無駄な経営を今なお続け、オリンピック招致に躍起になって都税の浪費にご執心なのです。 また原発事故に対し科学は失敗を乗り越えてきたと、ひ弱な感情で原発を否定してはならないと、事故による生活苦、ガンなどの発病に不安な生活を強いられている住民に対する一考の余地もないのです。
どれをとっても、まともな長がいないんですね。 お山の3バカ、否、4バカ大将でしょうか、雲の上の存在になると自分の存在や自分がやっていることが見えないのでしょう。 「裸の王様」と一緒。
それに引き換え、国民新党の亀井亜紀子さんという方を初めて知ったのですが、まともなことを仰っていますね。 彼女のホームページの2月11日付け『「社会保障・税の一体改革」の真相』をご覧になればよく分かります。 彼女が言われるように、野田の改革は、社会保障は全く無く、国民を苦しめる消費税増税しかないのです。 早々に退陣願うか、民主党をつぶすか、はたまた小沢一郎さんの出番を待つか、国民はしっかりと目をすえて政局を見ていかなければならないでしょう。
さて、今日の黒姫は気温8度ほどと暖かく、窓辺にいるとうたた寝をしそうになってしまい、運動不足解消にと、窓辺近くまで積もった、除ける必要のない雪を林側に捨てる作業をしました。 雪はザクザク、風も穏やかでした。
一日中晴れていましたが、相変わらず空は、「霞んでいるような」、また「くすんでいるような」様相を呈していました。 黒姫山や飯綱山の斜面は、どことなくねずみ色がかって雪の純白さが感じられません。 まだ黄砂は飛来していないと思うのですが、まさか福島原発の事故による影響(放射能飛来)とは思いたくもありません。
明日は雨降りの予報。 積もった雪の嵩はどんどん減っていくことでしょう。 季節はやっぱり春なんですね。
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