昨日、「原子力安全委員会の班目春樹委員長と経済産業省原子力安全保安院の寺坂信昭前委員長が、原子力の安全規制当局として事故をふせげなかったについて陳謝した。」というニュースが流れていましたが、ほぼ1年経ってこんな釈明をするなんて実に許せない気持ちの人が多いと思います。 「瑕疵」というのは「隠れた欠陥・障害」であって、班目はこの時に至っても自分達の責任を感じていないのです。
以前、鎌仲監督の「六ヶ所村ラプソディー」にこの斑目が出てきて、「科学は万能ではない」と、原子力が安全であるものか分からないと、自分の立場を忘れて質問者を揶揄するような話をしていました。 その映像を見て、政府の要職にありながら、何ともいいかげんな、実に「出鱈目な」ことを言う人物だと感じたのでした。 彼には国民の安全と、原子力発電による経済効果をきちんと考えなければならないという思考はないのでしょう。 こんな品性も人格もない人物を政府の要職においていたからこそ、甚大な被害を導いたとも言えます。
埼玉県知事は、未曾有の災害を起こしていて東京電力の幹部が警察に逮捕されないのはおかしいと言明したそうですが、この斑目や寺坂についても法的な責任が求められて然るべきです。
さて、今日の日中は晴れて温かく、その温かさに誘われて、地域の方々には申し訳けないのですが、用事を作って、豪雪の新井市や上越市を見聞してくることにしました。
行きは上信越道(高速)を使いましたが、最初に寄った新井の道の駅で驚きました。 高速道の駐車場に車を止めても、いつも見る店舗が雪山で見えないのです。 迷路を辿っているような感じで店は分かりましたが、それにしても大変な量でした。
上越高田インターで降りて高田の街中に入りましたが、二車線の幹線道路はほとんどが一車線で、所々で除雪・排雪作業をしていて、道路脇の雪嵩も3割ほど減少したのでしょう、量としては2mほどのようにも思えました。
ただ、昔の雁木通りに入ると、屋根からおろした雪が残っていて、対面交通が難しい場所が多くありました。
たぶん、この一週間は雪降りがなかったでしょうから、だいぶ落ち着いているようにも思えましたが、今週末には再び雪降りになると言われているようです。 まだまだ豪雪に対する備えを怠るわけにはいかないようです。 信濃町よりも大変そうな豪雪風景を具間見させていただきました。
上信越道の両脇には除雪された雪が2mほどになっていました。 ここは対面通行です。
雁木通り
国道18号線の除雪風景
18号線から関燕に入る交差点にある野菜直売所トマトの駐車場脇にはかまくら市場がありましたが、たぶんお客さんの多い土日に開かれるのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿