先月、黒姫に届いてから除雪で大変な思いをしたのは、上旬に降った雪が庭を埋め尽くした時と、26~27日の雪降りの時だけでした。 それ以外は降っても10数cm程度と膝までもぐるような積雪は見られません。
今朝も除雪ブルが来ていましたが、夜中の積雪は少なく、それも湿った雪なので日中に日差しがあるとどんどん融けています。
この時期、大きな雪降りの後に真っ青な空に浮かぶ真っ白な山々が望めるはずですが、今年はまだそのような場面に出会わず、晴れてもどこか雲がかかって、何か濁ったような黒姫山しか見えていません。
長野県内の豪雪の本場として信濃町がしばしばテレビのニュースで報道されているようですが、この1ヶ月内の状況ではそれほどの雪降りにはなっていません。 と言いつつもまだ雪の季節は終わっていないので油断するわけには行きません。
まあ平年並より少し多い積雪ではないかと思われますが、隣の新潟県新井市と妙高市に入ると、状況は一変するそうです。 連日湿った雪が降って、行政の除雪も間に合わず、道路の両脇は高い雪の壁で、路面には雪が残って凸凹しているそうです。 そして住宅地へ入ると、屋根から下ろした雪が庭を埋め尽くし排雪もままならないとのことです。
道路脇の雪壁は交差点の信号機にまで達しており、どうにか雪を除けて信号の明かりだけは見えるようにしているそうです。
妙高市・新井市の豪雪は26年ぶりだそうで、状況を報せるサイトがないかと調べたが見つからず、唯一、上越タウンジャーナルというサイトで詳しく掲載されていました。
それを見ると、妙高市新井小学校の新校舎の屋根は広く、雪を下ろすことを想定せずに建てられていると、2日間で237人を投入してやっと作業を終えたと記載されていました。 設計は東京の梓設計という一流会社が行ったそうですが、地元の状況を十分に把握していなかったか、注文する地元行政の担当者が十分に説明しきれなかったということでしょう。 20数年前に我が家を建てる時、工務店から地元業者でないと冬の状況は理解しきれず、必ずトラブルが発生していると再三聞かされていましたが、妙高市では意匠ばかりが先行して自然状況が理解されずに建設が進んでしまったのでしょう。
さらにネット検索していたら、1月14日のSanke-MSNのフォトサイトに、妙高市の信越線を走るラッセル車(気動車?)の除雪風景を写した写真が掲載されていました。 このラッセル車は黒姫駅まで来ているのでしょうか? JR東日本の新潟支社と長野支社という管理区分があると思われるので、妙高高原駅・黒姫駅間のどこかで線引きされていることでしょう。 以前に黒姫駅で見た除雪車両は、もっと小型で左右に振り分けるスノープラウがついたものだと記憶しています。
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