「アサギマダラが長野から喜界島へ 1200キロの旅」という記事が昨日のしんまいに掲載されていた。
早速、長い距離を旅する蝶とはどんなものかとネットで検索したが、そこに掲載されていた写真と、昨日、下山した所で見た蝶が同じようで、ひょっとしてそうではないかとここに載せてみた。
全くの門外漢なので分からないのだが、羽根の模様が似ているように思えた。
時期的に動きが緩慢になっているのか、花の蜜を吸うのに一所懸命なのか、近づいても逃げず、羽根を広げてよと指で触ってもおとなしかった。
「アサギマダラが長野から喜界島へ 1200キロの旅」(以下、しんまいより)
長距離を移動するチョウとして知られるアサギマダラが、県内から約1200キロ離れた鹿児島県の喜界島まで飛来した事例が今年も確認された。生態を解明するために羽に文字を書く「マーキング」で判明。印を付けた人が分かった個体もあり、小さなチョウからロマンが広がる。
喜界島は奄美大島の東約20キロに浮かぶ。この島に住むチョウ愛好家の福島誠さん(63)が捕まえたアサギマダラの画像をウェブサイトで公開し、愛好家同士が「渡り」の状況を確認している。
福島さんによると、9月29日に捕まえた1匹は東京都の医師、栗田昌裕さん(55)が同15日に大町市平でマーキング。10月3日に飛来した1匹は長野市の小学校教諭、大代孝浩さん(37)が同市大岡聖高原でマーキングしたことが分かった。さらに9月10日に飯田市上村でマーキングされた1匹が同28日に見つかっているという。
アサギマダラは気温の変化に弱く、夏は東北地方や長野県などで過ごし、冬が近づくと南下する。奄美地方を通過して台湾方面に渡るとみられる。喜界島へは例年11月から本格的に飛来するという。
大町市で9月に約1300匹にマーキングをしたという栗田さんは「喜界島で見つかった1匹は1日平均80キロ以上も飛んだことになる。羽もきれいなままだし、どのように飛んでいったのだろう」。
長野市や大町市で毎年マーキングしている大代さんは「どんな人に見つけてもらえるだろうという楽しみがある。福島さんにはいつか会ってみたい」と話している。
福島さんは、台湾まで飛ぶことを想定して、大代さんのチョウにアルファベットのイニシャル(MF)を書き足した。「国境を越えて発見されたらうれしい」と期待している。
0 件のコメント:
コメントを投稿