町制50周年行事の記事には、次代を担う子供達のメッセージも載っていて、皆、信濃町の自然や風景を大事にしたいと書かれており心強く感じた。 しかし、ある子供さんは、野尻湖周辺のゴミ放置を指摘している。
町は、町づくりの柱として、「1.スポーツ合宿の町 2.癒しのまち」を進めるということだが、人を呼ぶ前に、自らの周辺の清掃や美化について、町はどういうふうに考えているのか示すべきであろう。
この写真は、以前、象の小道を歩いた時に目にしたものである。 現在は撤去されたようだが、その陰はまだ残っているように見た。
そこで、環境条例に関する物が町にあるか調べてみたら、次の3条例が見つかった。
・信濃町公害防止条例 (昭和49年7月制定)
・信濃町廃棄物の処理及び清掃に関する条例(昭和57年3月制定)
・信濃町環境基本条例 (平成16年3月制定)
条例の内容や罰則規定などは分からないが、町を一巡すると有名無実化しているのではと思われる光景に遭遇することがある。 観光で食べて行く町なのだから、速やかに具体的な運用や町民への指示を図るべきであろう。
行政区分などの問題はあろうが、癒し事業にある歩行路である以上、苗名滝まではきちんと整備してほしい。 他に崩落など危険な場所もあるし、猿の群れに遭遇する恐れもあるのだから、注意書きも必要だ。 自然との一体感が、「癒し」ということならば、これら気分を害したり不安を感じさせることは、あってはならないことだと思う。
前回、歩いた時は、ビーバーを担いだ高力さんにお会いしたが、事業に参加されているとはいえ、個人の力で整備の一端を担うのは大変だ。 やはり、行政としてはアドバルーンを上げるだけの計画ではなく、真の町づくりになるような施策を行ってほしいと願う。
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