昨日、日本の紅葉前線を追う、エアー・フォトグラファー多胡光純(たごてるよし)さんの映像を見ることができた。 不確かだが、先月、エミコ・シールさんの講演会へ行った時に、地平線会議のお話しがあり、その中で厳寒のシベリアを自転車で渡る安東さんともども、多胡さんの話しが出ていた、と記憶している。
大型の扇風機のような50kgもの重さのエンジンを背負って飛ぶモーター・パラグライダーで、低空から地球を俯瞰するもので、その映像の素晴らしさと共に、多胡さんご自身のキラキラとした輝きがほとばしる笑顔に虜になってしまった。 ご主人を手助けし、一緒にバンで移動している奥さんの表情もいい。
32歳というお若い年齢で、これから色々な体験をされ功績を残される、大いに期待される日本人の一人であろうと思った。
エミコ・シールさんもそうであるが、「この世に生きている」という気持ちというか、オーラというか、そんなものがひしひしと伝わってくる人である。
映像の中で見られた紅葉の中で、特に知床と十和田湖が素晴らしかった。 ビル・ダグラスのディープ・ピースであろうか、深淵とした音楽と共に、多胡さんが飛び感じている、十和田湖の鮮やかな紅葉は何事にも替えがたいものであろう。
VLCというフリーのDVDビデオ再生ソフトを使ってスナップショットしたものをここに掲載したが、もともと動画のためか写真としてはあまり良くはない。
以前から、黒姫を空から俯瞰した写真を撮りたいと思っていたが、パラグライダーのような乗り物に挑戦する勇気もなく、また飛べる地域も限られているであろう。 模型のラジコン・ヘリコプターにカメラを搭載することも考えたが、かなり高額な玩具になってしまい、なかなか手が出せないでいる。
斑尾山から、野尻湖や黒姫山を見ている程度が一番身近な手段かもしれない。
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