今日の暦から : 毎日欠かさず汗ばむ運動
今日7時から
善光寺で、チベット騒動による犠牲者のための法要があるとネットで知り、早朝なので車しか使えないし停める場所にも苦慮するであろうと考えあぐねていた所、昨日であったか8時15分の開始に変更になり電車で長野へ向かうことにした。
朝一番の電車に乗り長野駅に降り立ったのは7時少し前であったが、中国人とおぼしき集団が大きな赤い中国国旗を振りながら気勢を上げていた。 道路の反対側には、チベット民族を応援する人々(多くが日本人)がFree Tibetの旗をかざし、そんな中に右翼であろうか日章旗を振りながらスピーカーを使い大声を張り上げていたが内容は全く理解できなかった。
そんな騒ぎに巻き込まれたくはなかったが、心情的にはもともとチベットを応援したくてチベット側にいた所、チベット人であろうFree TibetのA4サイズの印刷物を呉れたので、胸にかざして今日の法要に出るため善光寺へと向かった。 大門へ行く道は聖火リレーの通り道らしく、辻々に赤い旗の中国人がたむろしており、我々に向かい「
チャーヨ・チョンゴ - 中国頑張れ」や「
One China」と大声を張り上げていた。 こちらはそんな輩に合気するつもりもなかったが、あまりに言われると「
中国へ帰れ!」と言いたくもなる。 一人は、「アルバイトしちゃ駄目!」というような意味の言葉を発していたが、そういう言葉の裏には、彼等は中国政府(在日大使館)から日当をもらいながらナショナリティーを高めるために長野へやって来たのかもしれない。 それを裏付けるように、あるブログには、観光業法(?)に違反するような手段で留学生などが狩り出されていると書かれてあった。
��追記: リーダーと思われる中国人が、「あれは日本人だ」と仲間を制する言葉も聞こえた。 そのくらいの中国語はこちらも理解できるのである。 さて、我々の印象を裏付けるように、29日のアサヒコムには官製応援隊の記事が掲載された。→続きへ)
やっと境内に入ると、どちらの旗もかざすような姿は全くなく静かな佇まいで、本堂の前ではチベット人と僧侶がチベット語であろうか手を合わせ静かにお経を唱えていた。 彼らの顔からは犠牲となった同胞を想う気持ちが満ち溢れているようで、こちらも静かに手を合わせざるを得ないような気持ちになった。
終わって、彼等は本堂内陣の呼び名が分からないがお経を唱えるお坊さん達が座る場所に座り、内陣の前の方に
SFTのメンバー、我々一般人はその後方に座った。
法要は、チベット族・漢族の犠牲者を供養するというもので、犠牲者の名が一つ一つ名乗られ、そのお坊さんの声が堂内に響いて非常に心地よいものであった。 法要は20分ほどであったが、参拝者は内陣いっぱいになっており、日本人がこれだけ応援している姿に安堵した。
法要は、聖火リレーの出発時間に合わせていたのだが、リレーを写すためのヘリコプターがひっきりなしに飛んでおり五月蝿くてたまらなかった。 法要が終わり、はじめての戒壇廻りをして境内に戻った時には、ほとんど参拝客はおらず閑散とした場になっていた。
今朝の中国人達の騒ぎを見ていて、かつて日本帝国軍が侵略した中国に対し、戦後の日本政府はきちんとした戦後処理をしていないと常々思っていたのだが、我々日本人が考慮するに値する国(民)ではないと思った。
今朝の姿ばかりでなく、
彼等は傍若無人の一言である。 海外で美術館などに行くと中国人のツアー客は順番にかまわず割り込みをするし、回りに遠慮せず大声で話す。 撮影不可という場所でもかまわず写真を撮るし、かまわず何でも捨てる。 知人の会社経営者が少しでも手助けになればとこれまで随分と中国からの留学生を援助してきたが、誰一人として恩義の表明もなく帰国し、それっきり連絡も絶ってしまうという。 中国進出企業が現地採用社員にノウハウを教えると、さっさと辞めて自分の会社を作ってしまうとのこと。 とにかく彼等には規範や義、恩、徳というものがない。
留学生、観光客、山村の中国人妻など中国人を歓迎しているらしい、今の日本だが、政策の方向転換をしてほしいと思う。 この状態が拡大すれば日本はそのうち中国人に侵略されることになろう。 何枚も舌を持つ胡キントウなどに騙されてはならない。
中国には少数民族がたくさんあると聞く。 チベット民族はその一つであり、海外との接点があるがため中国政府による圧政に疑問を持ったものであろう。 中国政府としては、各地への拡大を牽制するためにより強い弾圧を加えたのであろうが、西洋をはじめ諸外国の反応だけでなく、国内的にも不穏な大きな火種を残してしまったと思う。
それにしても青ジャージの親衛隊や留学生などの集団を世界に送り込んでいる中国だが、逆に中国がオリンピックを開催するに相応しくない特異な国家であるという印象を自ら発信してしまっているように思う。
それにしても、今回の善光寺さんの対応は素晴らしかった。 聖火リレーは世界中を巡っているようだが、これまではっきりと判断を示した出発地(国)はなかったと思う。 善光寺を世界遺産に登録しようという動きには少し引っ掛かるが、善光寺は日本人としての誇りであると海外の人々にも訴えたい気持ちになった。
なお、当方は北京オリンピックも今回の聖火リレーも全く興味も関心もないので、どのように行われたかは知らない。 帰り際長野駅頭で長野市民新聞の号外を受け取ったが、信念も何もない星野のトーチ姿に号外をそのまま捨ててしまった。 夜の報道では、政治の影に市民参加のリレーにならなかったと言っているそうだが、もっと政治的であるべきで、有名人やスポーツ選手の顔が見れたか見れなかったかで価値判断を置くのは何とも情けない。
最後に、これまで中国という国家とそれを担う中国人を否定するように書いたが、中国人個人を否定するものでないことを付け加えておく。
「聖火応援隊」やっぱり動員 中国当局が旅費負担
2008年04月29日06時24分 アサヒコム
【北京=峯村健司】北京五輪の聖火リレーへの妨害を防ぐため、各地の中国大使館側が旅費を負担するなどして、現地の中国人留学生らを大量動員していたことが関係者の話でわかった。「人間の壁」による妨害対策を指示するなど、対処マニュアルも作成。各地で赤い中国国旗を振っていた「聖火応援隊」は、やはり当局主導だった。
長野市を走った26日の聖火リレーでは、約5千人の中国人留学生らが日本各地から集まった。東京から参加した複数の留学生によると、前日から夜行バスで向かい、1人2千円の交通費を負担したが、残りの費用は、すべて大使館側が負担してくれたという。
配られたマニュアルでは、(1)聖火が引き継がれる地点にそれぞれ20人ずつ集まって「人間の壁」をつくり妨害者の進入を防ぐ(2)自分たち以外の大人数の団体を見つけたら責任者に報告する(3)不審な物を発見したらすぐに新聞紙や服で包んで排除する、などと書かれている。
さらに「体を張って妨害を食い止めてもいいが暴力を振るってはいけない」「大声を出してもいいが、相手を侮辱するような言葉は使わない」など、法律やルールを守るよう呼びかけ、現場でも注意されたという。中国のイメージが損なわれないよう配慮していることがうかがえる。
関係者によると、パリやロンドンで聖火妨害が相次いだため、各大使館が中国人留学生や華僑を動員し、聖火を防衛することを決めたという。オーストラリアのキャンベラでは1万人以上が、アルゼンチンのブエノスアイレスでも数千人の留学生らが動員された。リレーが通過しなかったカナダやニュージーランドなど15カ所でも、現地中国人による大規模な「北京五輪支持集会」が開かれている。
24日にあった中国外務省の定例会見で、「中国大使館が費用を負担して現地の中国人を動員しているのか」という記者からの質問に対し、姜瑜副報道局長は「そのような質問をして、どんな意味があるのか」と明言を避けた。
韓国、中国人留学生の過激行動に抗議 聖火リレー
アサヒコム 2008年04月28日23時17分
【ソウル=箱田哲也】韓国外交通商省の李容濬(イ・ヨンジュン)・次官補は28日、中国の寧賦魁・駐韓大使を呼び、前日にソウルであった聖火リレーで中国人留学生らが過激な行動に出たことに抗議した。韓国ではインターネットで、一部の中国人留学生らの暴力行為も動画で投稿され、反発が広がっている。
寧大使は、ソウルの聖火リレーが成功裏に終わったことに対する温家宝(ウェン・チアパオ)首相らの謝意を口頭で伝えたうえで、「一部の中国の青年らが過激な行動をし、韓国の警察や記者らが負傷したことに遺憾の意を表する」と述べたという。
韓国警察当局などによると、27日にあった聖火リレーでは、脱北者3人と中国人1人の計4人が摘発された。中国人は、リレーを阻止しようとした市民団体のメンバーにものを投げてけがを負わせた疑い。ただ、沿道でほかにも不法行為を働いた中国人がいたとの情報があり、ビデオ分析など捜査を続けている。
負傷者は少なくとも10人が確認されている。機動隊員やカメラマンのほか、ゴール地点のソウル市庁付近でチベット問題の解決を訴えた米国人とカナダ人2人が、中国人留学生とみられる集団に暴行を受け、けがをしたという。
スタート地点近くで30分にわたって中国人に暴行されたと訴える韓国人男性が、ネットの掲示板に「容疑者らを警察に突き出すため、有力な情報を知らせてくれた人に100万ウォン(約10万円)の謝礼を贈る」と書き込み、話題になっている。