家内の友人が所属しているグループの写真展があり東京・有楽町へ出かけた。 グループはプロカメラマンの指導の下に行われており、どの作品も特に選ばれたものとうかがえた。 こんな撮り方があったのだと驚嘆するものや、タイミングをよく選んでいるなぁと感心したり、はたまた自分ならもう少しこうやってみたいという作品があったりで、自分の眼を磨くには良い機会であったと思う。 あと人物を配した作品が少なかったのが残念。
今日は、「成人の日」で国民の祝日であったそうで、振袖や袴を来た若者の姿があちこちで見えていた。 ただ、どなたも我々年寄りから見ると、美しくないのであった。 きりっとした清清しさがなく、歩き方もだらしがないのである。 二十歳になった大事な節目であろうに、目立ちたいだけの彼等の行動には目を覆いたくなる。 そういえば自分も家内も成人式に出た記憶がない。 息子達もやはり出なかった。 お役所が行う儀式に何の意味も感じなかったのだが、現代では自分の場を持たない若者が集い、そして破目をはずすことで認知してほしいと心の底で思っているのであろう。 二十歳になってまで七五三を繰り返す日本の若者に脆弱さを感じざるを得ないのは悲しい。
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