一昨日、赴任先へ戻る息子を成田空港行きバス発着場へ送ってきたが、その周辺のデパートやショッピングモールへ入る車の長い列があちこちで続いていた。 帰宅してテレビのニュースを見たら、どこの売り場も新春初売りや福袋を用意していたとのこと、それを目当ての客がたくさんいたらしい。 海外旅行から帰国した家族の姿を写すなど、日本のどこに不況の風が吹いているのかと思われてしまう光景が新春から見られた。 その一方で、東京・日比谷公園での年越し派遣村に集う生活困窮者の姿を伝えていたが、日本社会のどこかが狂っているというか、ネジを掛け違えているようにも感じられてしまった。 そんな中、やっと二人だけの静かな生活に戻って、今日は両親の墓参りに出かけて来た。
さて、昨年9月からはじめたローフードな生活のおかげで、果物と生野菜をよく食べるようになった。 特に朝食は果物だけの食事ということで、実の秋のおかげでりんごや柿、洋ナシ、バナナと変化に富んだ果物を食して来られた。 特にりんごはこれまでで一番たくさん食べたであろう。 それも信濃町の隣の飯綱町三水産ばかりでなく、青森や福島産なども頂いたり買ったりしてきた。 その殆どが「ふじ」であるが、甘みや酸味などを基準に美味しさの順位をつけたい所だが、ここでは敢えて記さないことにしよう。
どちらにしても今シーズンのりんごは豊作であったらしい。 そのため蜜入りが多いようだが、蜜入りというのは一種老廃期に入っていると考えた方が良く、なるべく早く食べるか冷蔵庫で保存した方が良い。 りんごを割った時、芯の周辺が茶色がかっていたら痛み始めている証拠である。
自分の食感から判断すると、12月初旬までのりんごには不満を感じなかったが、以降は色々な味が混じり出していたように思う。 信濃町で買えれば、保存(保冷)環境が良いのであまり味は落ちないが、温かい常住場所などに持って来るとすぐに味は落ちてしまう。 そんなりんごが底をつきだして来たので、いよいよスーパーマーケットなどで、味にかかわらず買い求めなければならなくなった。
(追記)
スーパーなどに置いてあるりんごは結構赤みを帯びて良い色をしている物が多い。 しかし、一晩で赤みを付けてしまう技術があるらしい。 赤い縞模様の間が緑がかっていたら要注意だとうかがった。 やはり生産者の顔が分かるものを入手した方が良さそうである。
そういえば、店の名を聞けば誰でもが分かる、高級フルーツ店の果物の詰め合わせを先月いただいた。 贈られた方もこの店なら間違いないと思われたのであろうが、いざ食してみたら相応の味がしていなかった。 以前、道の駅で小布施の桃を買ったが、これも名前負けであった。 偽果物だとは言わないまでも、まがい物に近い商品は数多く出回っているようである。
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