今朝も暖かく真冬では考えられないようなモヤが立ち込めていた。
昨日から今日にかけて信濃町がテレビニュースを賑わしていたようだが、昨日の早朝、救急車のサイレンがいやにうるさいと思っていた。 後刻聞いたら、町内にあるホテルで食中毒が発生したとのこと。 信濃町のホテルと聞くと、ライジングサンやアスティーを真っ先に思い浮かべてしまうのだが、今回起きたのは斑尾山の麓にある東急タングラムであった。 しかも、トラブルの原因が食中毒ではなく、宿泊した修学旅行生が持ち込んだノロ・ウイルスであったようだ。
町内の信越病院や隣町の飯綱病院ばかりでなく、長野市内まで患者を搬送したと、その数は30数名であった由。 これだけの患者数になると町役場にも特別対策本部を設置するなどの必要性があったようだ。
ホテルにとっても町にとってもはなはだ迷惑な話ではあるが、修学旅行生の受け入れは町にとっても大事な観光事業の一つである。 早期に原因が特定できたとしても風評被害は免れないかもしれない。 全国で見てもスキー人口は減少しつつあり、閉鎖に追い込まれているゲレンデは多いと聞く。 いつ何時でもトラブルを受けて立てるだけの体制を備えていなければなりないということだろうが、それも厳しい。
上に掲載した写真は、信濃毎日新聞のものだが、端や、毎日新聞HPの地方版には、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが隣町のいいづなリゾートスキー場で今週末スキー教室を開くと掲載されていた。 有名人を呼ぶというのもスキー場のイメージアップに役立つであろうが、そのためには先立つものが必要だ。 黒姫高原の冬の観光事業であるスキーに加え集客できるイベントがもっとあればと思うものの、企画倒れに終わるものも少なくない。 以前、犬ソリ大会が数年続いたことがあるが、事業としては成り立たなかったようで現在は行われていない。 観光で稼ぐというおのは並大抵の努力でもかなわないという一例だ。
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