2008年が去り、2009年が明けた。 数え年でいけばさらに歳を増したことになるが、これまで健やかに過ごせて来られたことには神仏に感謝しなければいけない。 しかし眼を変えると、イスラエルによるガザ地区爆撃などのような殺戮行為は世界中で起き、拝金集金主義に血眼になった一部経済人や政治家が国家や世界を牛耳る態が垣間見られる。 地球上にある全生命の安然を図るような視点からの政治や経済が計られることを、元旦にあたり祈念したい。
さて、昨晩の大晦日、信濃町の古間であれば古間神社や行善寺、柏原であれば諏訪神社や明専寺へと二年参りに出かけることになるが、この2年ほど年末年始にかけて海外に赴任している息子が一時帰国しているので、信濃町にも寺社にも伺えないでいる。
そこで常住場所に近い寺社をいくつかたずねた。 参詣者に土鈴や根付、甘酒やお神酒を振舞う寺社もあって、年々参詣者が増えているが、今年は不景気ということもあって、参詣の行列は随分と長かった。 そして、寺社に通じる街路では神輿が見られたり木やりを聞くことができるし、遠くでは花火が上がるので、新年を迎える雰囲気が一層高まるのであった。
信濃町ではたぶん雪降りの中の参詣であったと思うが、こちらでは風も吹かず寒さを感じずに参ることが出来た。
元旦の朝食はお雑煮だが、我が家のは随分と簡素なものである。 雑煮の餅を納豆にからめて食べるのは九州方面の風習らしい。 納豆をご飯で食べるのは好きだが、どうもこの食べ方はあまりする気になれない。 たぶん子供時代の食べ方が連綿と習慣として続いているのであろう。
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