昨夕、メーカーの修理部門の方が来られ、床暖房用のボイラーを修理してくださいました。 黒姫でも、今月上旬から中旬にかけて大雪の日が数日ありましたが、その際にボイラーを格納してあるケース(鋼板の物置を小さくしたもの)の上に積雪があり、それが溶けて煙突の隙間から内部に浸透し、プリント基板を濡らしてしまったようだとのことでした。
漏電状態になりトラブルになったと、基板交換で復旧しました。 設置して9年前で故障となりましたが、メーカーでは既に生産をやめており、先々どこまで修理が可能なのか別の課題が残る結果となりました。
担当の説明では化石燃料は環境を汚染するので、電気ボイラーに代わりつつある由。 もともと電機メーカーでクリーンなエネルギーである原子力発電を推進するのが次代への流れだというような話を始め、否、原発はクリーンではなく環境汚染の最たるものであると説明したかったのですが、一修理担当に話しても意味がないと早々に話を切り上げてしまいました。
原子力発電がいかに悪いものであるか、脱原発入門講座というページを見れば理解できますが、事故続きのもんじゅなどをどうしても使いたいというのは、原子爆弾の開発につながるだからそうです。 原発は原子力の平和利用などという言葉はまやかしであることを知らなければいけません。
さて、そのボイラーが直り、床が温かくなって、やっとゆっくりできる環境が整いました。 薪ストーブではそれほど温かくなく、部屋毎に石油ストーブを焚きましたが、それでも家全体が温まる感じがしませんでした。 床暖房の配管がトイレにも行っており、床暖房が直ったことでトイレの温度は5度から10度へとあがり、こちらもラクラク。
ストーブだけで暖を取っていた時、ご近所で石油ストーブの前に蛇腹のパイプを置き、そのパイプをコタツに引き込んでいる(蛇腹なので長さの調節は自由)のを思い出し、近所の店へ出かけました。 価格は1800~2000円弱のようです。
石油ストーブから出る熱風をパイプからコタツの中に誘導するもので、コタツの中に温かさが残り、なかなか具合の良いものです。 ただ、パイプがかなり熱くなりますので、手で直接触るのは危険ですし、小さい子供さんがいる家庭では逆に危ないでしょう。 また、夜間は片付けておかないと、暗い中で足をひっかける恐れがあります。 我が家にはコタツがないので、小さな来客用のテーブルに毛布をかけるだけで使ってみました。 半纏など厚手のものを着て、腰から下はコタツの中で暖まるという形ですと、経費的にも安価な暖房として済ませられるのではと思いました。
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