既に記しているように今回の選挙の投票は期日前不在者投票で既に済ませているが、各戸に配られている選挙公報を本日あらためて見た。 どこも国民を馬鹿にしたように、芸能界やスポーツ界出身者など有名人を加えており、それまでの世界では名を遂げたかもしれないが、そんな人物がどれだけ政治のことや市民生活に対する理解があるというのであろうか?。 疑問に思えて仕方ない。
自民党、そして自民党崩れの、たちあがれ日本、みんなの党、新党改革、 醜聞の多い山田や中田を抱えた日本創新党などには決して投票してはならない。 公明党や幸福の科学(幸福実現)党などは論外で、頭に置くのも汚らわしい。 特に、枝野が連立の相手だと言った「みんなの党」は言語道断で、彼らが入れば更にアメリカの子分になったようなもので、沖縄や岩国などの米軍基地周辺の住民のみならず日本国民は更に苦しめられることとなる。 彼らの殆どが自分達を中心に置いた利益誘導党なのである。
現在、与党である民主党だが、消費税を10%や15%に上げるとか、低所得者層は還付請求すれば良いと安易に宣う菅直人や、選挙に負けたら「みんなの党」と連立を組めばいいと言う枝野などの危険分子を失脚させ、彼らに大きな灸を据える意味から惨敗させることが肝要である。 そして、再び鳩山・小沢路線の復活を願い、小沢一郎が言うように熟考を重ねたうえでの消費税アップ(含むダウン)を考えるべきである。
そう考えて来た結果、今回の選挙では、社民党、共産党、国民新党から選ぶのが一番の良い選択だと思うようになった。 そして、沖縄の米軍基地移転問題に反意を示した社民党の福島党首と、あくまでも郵貯に拘る亀井静香の存在を一つのキーとして考慮すべきだと思う。
と言いつつ、自分は、社民党の保坂のぶとさんに投票して来た。 彼の人となりは、彼のサイトを見れば分かるし、推薦人の顔ぶれからもうかがうことが出来る。 「反戦な家づくり」の明月さんも推されている。
古くは公害問題や成田空港など、最近は税金や年金、戦後ずっと米軍基地問題など、国民はいつの世も置き去りにされ続けているのです。 ヘンリー・オーツさんが昨日載せている「7.1新宿ど真ん中デモ!に行って来ました」にあるように、悪政に苦しめられている市民は「怒り」を感じるべきなのです。 本当はパソコン画面の前にいるのではなく、行動すべきなのです(→自分)。 デモの中にいると、意外に高揚してくる自分が分かります。 選挙カーのウグイス嬢が金切り声をたてて投票を呼びかけていますが、あれもやっていると盛り上がるものがあるのでしょう。 同意できない政党や候補者ははなはだ迷惑千万なのですけど。
今年4月に日弁連会長になられた宇都宮健児さんを特集している4年前のサイト記事を見つけた。 宇都宮さんのように、「弱者を守るのが弁護士の使命」で、「日本を支えているのは名もなく大多数の人間」だと言うような理念を持つ政治家が生まれてこない限り、日本の社会は良くならないでしょう。 宇都宮さんのような市井の民に眼が向いている、そう、保坂さんのような誠実で真摯な態度の候補者を選びたいものです。
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