先の選挙で惨敗したというのに菅直人は内閣総辞職するつもりもなく、しかも落選した千葉景子を相変わらず法務大臣の席に置くなど、その所作は常軌に逸していると言える。 アメリカですらもう菅内閣に期待を寄せていないであろう。 小沢一郎の政治資金問題について東京検察審査会は再捜査を求めるという結論に至ったようだが、審査会のメンバーは政治的に民主党とは相対する位置にいる者達により構成されているらしい。 政治の世界で立ち直りが出来ないように小沢を(そして民主党を)潰してしまえという意図が根っこにはあるのだろう。
そういった検察官僚などの恣意的な摘発は元をただせば、戦後政治が国民のために行われず、岸信介など戦犯が息を吹き返し、アメリカの奴隷となって日本の戦後政治を牛耳って来たことに通じていると思う。 美味しんぼ日記の雁屋哲さんは、6月12日と7月11日の2回に分けて、「鳩山由紀夫氏から菅直人氏へ」と題して、戦後政治の状況を克明に記述されている。 日本の出版物やアメリカの資料を読み比べ記しており、その内容は限りなく正しいと思う。 昭和天皇、岸信介、児玉誉士夫らが日本という国と国民をアメリカに売ったのである。 この認識は左翼とか右翼思考でも、赤思想でもない。 歴史上の事実なのである。 沖縄の普天間基地の解決の道は遠く、市民が消費税や社会保険などの重い負担に苦しんでいるのも、そういった売国奴の存在に起因しているのである。 政治家も国民も戦後のそういう事実を正面から理解しようとしない。 非常に残念なことである。
晴耕雨読は、雁屋哲さんの記事を14日付けで転載されており、また、「杉並からの情報発信です」も本日転載するなど、意を同じくする人達は多い。 でも、雁屋哲さんの13日付け記事では、記述された英訳についてお嬢さんと意見を交わしたと記されている。 親子でこういう政治の話が出来るなんて実にすばらしいと思う。 我が家も見習いたい。
さて、今日の黒姫はやはり雲って、今の所雨は落ちていない。 町の拡声器からは、豊野の老人が車で出かけ行方不明になっているとか、野尻の国際村で熊を見たという報せがあったので注意してほしいと流れていた。 熊は黒姫山か斑尾山から里に下りてきたのであろうが、途中には国道もあり、どんなルートを辿ってきたのであろうか? 国際村は我が家からそう遠くはないが、たぶんこちらには来ないと思う。
今日はブルーベリーの実を収穫してから、散歩をかねてスーパーへ買物に出た。 その道すがら撮った写真が以下のもの。
古間商店街から国道に出る所に以前は鉄枠でできた大きな門構えがあって、その上部に古間本町商店街と書かれていたが、久しぶりに歩いてみて、撤去されたことをあらためて認識してしまった。 車で通っていると意外に気付かない。 国道脇に、第一スーパー、コメリ、ナカジマ、しまむらなどの大型店が出店したこともあって、古間商店街の商店は減少し寂しい状況にあり維持できなくなったのであろう、鉄門は撤去されたものと推察した。
本記事を投稿しようとした5時15分から土砂降りの雨が降り出した。
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