昨日は、柏原・信越病院隣にある信濃村教会で、村上さんご夫妻による音楽会が開かれました。
村上さんご夫妻は現在大阪に住んでおり、正業のかたわら40年近くにわたって音楽活動を続けてこられ、養護施設や授産施設などを中心に歌唱を披露されてきています。 歌の中心はお二人自身や仲間が作詞作曲されたものですが、よく知られている原曲に新しい詞をつけたり、唱歌や賛美歌などもレパートリーの中に入れています。
どれも目線は、「優しさ」です。
中でも、赤提灯での一杯にささやかな生きがいを持つシガナイお父さんを歌った「わしらは親父」や、老域に達し迷惑ばかりかけている父親を優しく見つめようとする「おやじの歌」などは、感じ入るものがありました。
- HEY!
- 陽気に行こう
- 故郷
- ぐっすり 寝~や
- わしらは親父
- シンフォニック・バリエーション
- バラライカ
- おやじの歌
- 祝福の歌
- わたしのためのLOVESONG
- いつくしみ深き
- おーい雲よ
初めの「HEY!」は、”信濃町の皆さんこんにちは!”という感じの挨拶代わりの曲、そして最後の「おーい雲よ」では、黒姫山が登場しました。
聴衆はそれほど多くはありませんでしたが、コンサート後は庭でお茶会を催し、しばらく歓談タイムが取られました。 今回の音楽会は無料でしたが、ご夫妻が沢山の音楽機材を車に載せてやってきたと、ガソリン代だけでもと投げ銭をお願いした所、はからずもたくさんの芳志を寄せられ、企画にかかわった者として大変嬉しかったです。
たぶん、技巧的に上手な歌い手は信濃町にもたくさん来られているでしょうが、たくさんの芳志を寄せられたということは、それだけ村上さんご夫妻の穏やかで優しい眼差しと、心を伝える歌の数々に感動された方が多かったからではないかと思いました。 聴衆は少なくても、皆、心底感動され満たされた思いで帰られたようで、今回の企画は成功したものと言えるでしょう。
なお、当ブログでは、従前より、村上さんご夫妻の歌を収録したCDのラベルを右サイド上部に掲載しております。
ファイルサイズの関係で、iPhoneで撮ったミニクリップを載せてみました。 音はモノです。
「陽気に行こう」
「わしらは親父」(一部)
バラライカ
「いつくしみ深き」(一部)
0 件のコメント:
コメントを投稿