俳優の山本太郎さんは結局所属事務所を辞めたようですね。 「テレビ局から干された」ことを事務所側が否定していましたが、まあ否定していることじたい、どうかな?と殆どの人は思っていることでしょう。
楽天の三木谷さんが経団連の存在に疑問を投げかけ脱退を検討しているとか、ウォール・ストリート・ジャーナルに菅政権の原発対応に小沢一郎さんが対決姿勢を鮮明にしているという記事が出たり、どことなく世の中の流れが変わりつつあるような雰囲気が感じらる、雨の一日でした。
さて、今日は食材を仕入れたいという家内の申し出に車をだして、わざわざ鎌倉まで出かけて来ました。 子供が小さい頃は、新鮮な魚や美味しい野菜を求めてたびたび湘南の方へ出かけていましたが、最近はその必要がなく訪ねることもなかったのですが、やはりあの店でなければということになったのです。
まず、訪ねたのが鎌倉市の農協直売所で、鎌倉ばかりでなく近隣の藤沢や横浜の農家からも出ているようですが、新鮮で安く、以前はここも顔なじみになるほど通いました。 でも今日は時間がおそかったせいもあり、品物は少なかったようです。 農家へのお婿さんでしょうか、チェコスロバキア辺りから来たらしい青年が以前はいましたが、今日は見られなかったです。
ここに寄るのも数年ぶりですが、品物を入れるレジ袋に特別な印刷が入っているのを知りました。
次に訪ねたのが、八幡様の二の鳥居近くにある魚屋さん。 ここは自信を持って商売しているだけあって、品物に間違いがありません。 冷凍品などは一切なく、やたらな疑問を投げかけると怒られてしまいます。 でも、食べ方などを聞くと親切に教えてくれます。
その近くにある店で赤飯やお団子を売っています。 以前は、小町通りにあったのですが、店主が病床についているとかで、現在は赤飯の販売だけに限って商売をしているようです。 たぶん50年以上商売をしていると思いますが、ここの赤飯やまんじゅう、串団子は美味しく、我が家の建前の時に、職人さんに出す食事をここまで買いに来ていたほどでした。 あの元気なオバサンが見られないのも残念でした。
鎌倉駅界隈のスーパーマーケットは、紀伊国屋、ユニオン、東急ストアがありますが、どこも昔ほど魅力がありません。 紀伊国屋の駐車場には小柄なオジサンがいて、よく働いて客の車を丁寧に誘導していましたが、当然あのオジサンも今はいないでしょう。 ここもいい商品というより、最近は高額な品揃えで、全くといっていいほど訪ねることがなくなりました。
最後に、酒饅の店に寄りました。 昔は店頭の脇でセイロで蒸していて、その芳しい蒸気が通りにたなびいていました。 何十年ぶりに買ってみて、一口で落胆。 昔、あれほど美味しかったのにと残念な思いでした。 酒種というのでしょうか、本物の麹で作っていれば、あんな味にはならないハズ。 昔の良い思い出はそのままそっとしておくことが賢明だと悟った次第です。
0 件のコメント:
コメントを投稿