北信地方の夏野菜のひとつに「ぼたごしょう」がある。 長野県の伝統野菜に指定されているとかで、昨今あちらこちらの産直で宣伝され販売されている。 「ぼたごしょう」はピーマンのような形と色の野菜で味は辛いのひとこと。 でも、真夏の暑い時に、これを焼いて汗をかきながら白いご飯で食べると美味しく食がすすむ。
その辛さの程度がものによって違うので、辛さが自分に当たる時と当たらない時がある。 あまり辛くないと甘いと残念がり、とてつもなく辛いと口の中が火事のようにもなってしまう。 その違いの面白さもある。
さて、先日、道の駅・天望館で、「ぼたごしょうのしょうゆ煮」の展示販売をしていたので買ってみた。 「ぼたごしょう」の香りとほどほどの辛さが口の中に広がり、ご飯が進んでしまいました。 少し甘めの味付けに思われたが、これなら家でも作れると家内はこの夏のテーマが一つできたようです。
因みに、「ぼたんごしょう」は、「ぼたん」の花に形が似ていることから名付けられたそうです。 今回初めて知りました。
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