今月に入って常住場所の狭い庭に植えたビワの木がたわわに実っていましたが、その実も鳥に啄まれたり虫が群がったり、はたまた強い風に落ちて、そろそろ終わりになっています。
信濃町から少し下った所に飯綱町や豊田、豊野というリンゴの特産地があり、農家は雪が残る2月頃からリンゴの枝を切ったり芽を摘んだりしています。 数多く実らせるより、少なくても大きく育てるわけです。 我が家のビワの木も芽が出て花の時期に、この摘花作業をすればいいのですが、いつも放ったらかしですので、小さな実ばかりをつけています。
もともと実を取るためではなく葉っぱを得るためにあり、ビワの葉は滅菌効果があると民間療法でよく使われるもので、我が家では葉っぱをこまかく刻んで焼酎に漬けておきます。 いわゆるビワエキスという液ができ、消毒効果があるのでウガイや肌荒れなどに利用しています。 消化器官の具合が悪い時などは、葉っぱを肌に密着させ、その上から温めたコンニャクをあてておくと温湿布効果があるそうです。
さて、そのビワの実ですが小さいので食べる所は少なく、種を干しておき適宜食べるとガンなどの予防に効くそうです。 いつもわずかしか種が取れず、いつしか忘れてしまいますし、数粒食べただけでは実際の効能のほどは分かりません。 でも、この時期の作業の一つとなっています。
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