コンピュータ世界になって一番大事なことといえば、それはシステムやデータのバックアップでしょう。 マイコン創成期ではオーディオカセットにプログラムやデータを保存するのが当たり前でした(カンサスシティースタンダードなんて言い出したら、それこそ生き字引だと言われそう)し、フリスビー(フライングディスク)ならぬフロッピーディスクにデータを保存していた時期もありました。(フラッピーというゲームもありました) その後一般的になったハードディスクはメガ単位の小容量のもので、昨今のようなギガ単位の製品は全くありませんでしたが、今やUSBメモリやシリコンドライブが当たり前の時代になって来ました。 ノートPC用の2.5内蔵ディスクも500Gbで1万円を切っており、バックアップの仕組みを色々選べるようになり、そういう意味では良いコンピュータ時代になりました。
私が一番に保存しておきたいデータは写真です。 かつて撮ったネガフィルムはスキャナーで取り込んだりしていますので、ほぼ半世紀に近い写真データが残っています。 と言いつつも昔の写真は少なく、その殆どはデジカメが一般的になってからのものです。 子供の幼い時の写真もありますので、消えてしまっては困ります。 我が家には写真帳(アルバム)というのがありませんので、唯一残してあげられるのが、このバックアップしてある写真データなのです。
以前は、外付けHDにバックアップしていましたが、数年前からバッファローの廉価なネットワーク・ハードディスクを利用し、同一Lan内のどのパソコンからもアクセスできるようにしています。 でもネットワークHDであっても、いつ不具合が生じるかもしれませんので2台のHDに同じ内容のものを保存していました。 昨年その1台が故障したのでした。
最近になって昨年導入したネットワークHDのファームウエアが更新されていることを知り、今回アップデートをかけようとしたのですが、途中でエラー続出で更新されず、最終的にはHD本体に異常があるという赤ランプが点灯してしまいました。 作業はアンチウイルスソフトやファイアウォールソフトを停止させて行なったのですが、停止(あるいは休止)だけでは結局ダメであることがわかりました。 ウイルスソフトなどを完全に終了させてから、ファームウエアの更新を行なったら無事に終わり、ネットワークHD本体からのエラー表示も出なくなりました。
ただ、一連の作業の中で、今回不安を感じ、更にもう1台のドライブを増設したのでした。 結局3台のドライブにバックすることになりました。 これだけやっておけばまず大丈夫でしょう。
あとやりたいことは、パソコンの内蔵ディスクのクーロンを常時作っておきたいということです。 クーロンディスクがあれば、万一故障した時にディスクを交換するだけで復旧できてしまいます。 Macには、Time Machine というバックアップの仕組みがあり、自動的にバックアップしてくれますので便利なのですが、内蔵ディスクを交換した時はリストア作業で一定の時間が必要となります。 Carbon Copy Cloner のようなバックアップツールで常時バックアップし、万一の時は単純にディスク交換をすれば済むような復旧作業が一番便利かなと思っているわけです。
Macは、Mobile meを越えてiCloudの世界になり、その中でデータ共有化やバックアップができるようですが、来月、OSX Lionに更新するとしても、我がMacBook Proもやや遅さを感じるようになってきました。 8Gないしは16Gメモリ、27’ディスプレイのThunderbolt iMacの購入を考えようかな?
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