自分も在職中は株主の振りをして(一応株は持っていたが業務として出席)株主総会に何度か出たことがあります。 想定問答集があったり、議事進行の訓練があったり、はたまた動議が出た時には対抗する担当(総会屋風の人物)を決めてありました。 後方から議長に駆け寄るような株主がいる場合には、前列に占めた社員株主が狭い通路に足や体を出して通行を妨げるわけです。
昨日、6時間も要したという東京電力の株主総会も、経営陣が色々な方策を考え乗り切ることに全霊の力を注いだことでしょう。 たぶんその努力は福島原発の事故対策以上のものがあったと推察します。
事故前の東電の株価は2500円以上で、現在は300円台を上下しています。 株主は8分の1以下に下がった株価に何故怒らないのでしょう? 資産価値100万円であったものが10数万円になってしまい、退職金や老後資金で株を持っていた人にとっては大変な損害でしょう。 そんな価値のない会社にした経営陣はもっと糾弾されるべきで、何事もなかったように再任されるなんて実に変ですよね。
ウォール・ストリート・ジャーナルに、「日本企業の惰性の縮図、東電株主総会」という記事がありました。 外国の経営者から見た日本は実に奇異に写っていることでしょう。
中電も然り、玄海原発の再開を認めた佐賀県や地元玄海町も然り。 皆、原発マネーや権力維持、その他諸々の思惑が動いているのでしょう。 人智に完全なものはないのに、住民の安全は一顧だにされず、福島原発と同じような災害が起こるかもしれないことに考えが及ばないようです。 残念なことです。
また、東洋経済オンラインに、「『風評被害』の元凶は誰か、政府の情報開示法は誤り」という記事が載っていました。 政治家や役人の無為無策をオブラートに隠す言葉が「風評被害」なのです。 我々はそのことをしっかりと理解する必要があります。 やみくもに復興のためには増税が必要だと言い、現在の財政枠の中での工夫を考えない政治家はどんどん辞めてもらいましょう。
前段が長くなりました。 今日も暑かったです。 部屋の温度は35.5度で、夜になってやっと32度になりました。 黒姫は31度まで上がったようですが、今は25度ほど。 やっぱり高原の夜はしのぎやすそうです。 こう暑いと来週辺りには住まいを変えたくなってしまいます。
さて、ノート型パソコンを使っている人は多いと思いますが、パソコンの底板に触ったことありますか? 意外に熱くなっています。 室温が高くなっているので熱の放射度合いも悪くなっているのでしょう。 底板が熱くなっても、問題ないようには作られているとは思いますが、製品の劣化にはつながることでしょう。 メモリに不具合が生じたり、ディスクが読み書きエラーを起こしたりという場面があるかもしれません。
先日、とある量販店へ行ったら、ノート型パソコンの底板に置く冷却ファンスタンドなる物が売れ残りでしょう500円で売っていました。 早速購入して使っていますが、底板が浮くことで放熱効果があり、その上でファンが回るので冷却効果はかなりあると思います。 キーボードの高さがやや高くなり(2cmほど)、今までキー入力位置が合っている場合はそのことを考慮する必要はあります。
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