無策で無能な政治家が烏合の衆となって、大連立などと権力を握ることばかりに汗水たらして、地震津波被害に対する救援や原発事故の収束に向けての対策など緊急課題がないがしろにされている。 東京電力の株価がとみに下がっているらしいが、これまで無駄な施設を作れば作るほど電力会社は儲かるという構図があったツケが、原発事故でやって来たのであろう。 「奢る平家は久しからず」である。
そんな中、11日(土)に脱原発パレードが東京・渋谷で行われると情報が流れて来た。 エネルギーシフトパレードと題した、自然エネルギーへの転換を求める人々の行動で、今回が3回目とのことである。 これまで反原発・脱原発デモには何回か参加してきたが、こちらの主催はデモというよりパレードという形でトーンが穏やかなようである。 もっともデモと言っても、かつてのデモのように荒々しいものでなく、大勢の警察官に誘導(警備?)・分断されての行動なので、どちらにしてもおとなしいものであると思う。 このパレードには、坂本龍一さんや加藤登紀子さん、ニコルさんなど著名な方々の名が呼びかけ人として連ねられている。
さて、数日前に、黒姫から郵便が二つ届いていた。
一つは信濃町役場からのもので、下水道事業受益者負担金の納付通知書であった。 要は下水道使用にかかわる一時金の請求で、これはどこの市町村でも家を新築する場合などには応分の負担が課せられるが、それと同じようなものであろうと思う。 上下水道管の埋設や事業管理などがあるので受益者が負担するのは当然だと思うが、今回の下水道菅接続に対し35万円という一時金は高いのか安いのかは知識を持ち合わせていない。
この分担金を繰り延べるのは面倒だと、35万円をそっくり支払う方も居られるようだが、5年の割賦支払いでも総額の支払額は同じなので、当方では分割を選択した。 固定資産税など以前は年額をまとめて支払うと報奨金という割引の制度があった。 この下水道に関してもそういう仕組があればまとめて支払うが、何のメリットもなければ事前に支払っておくという意欲もなくなってしまう。
どちらにしても口座振替なので、預金残高の管理をきちんと行っておけば、5年で支払い負担はなくなることになる。
ただ、信濃町は山間部にあり、土地の高低差があると同時に、集落がまとまっておらず家々が遠い存在になっている地域もある。 したがい、受益者負担があったとしても、下水道事業としては大赤字になると見込まれ、地域によっては下水道管が延びない所もあるようだ。 また、野尻湖畔にある国際村でも上下水道工事が行われているようで、以前は水道栓がある所まで水汲みをしたり、トイレが一杯になる汲みとりを依頼していた別荘もあったようだった。 これからは以前のような山小屋的な装いから文化的な生活が見られることになりそう。 事実、孫子の時代になって、上下水道が完備していなかったので、別荘に来るのをためらうようになっていると聞いたことがある。 日本人に限らず西洋の人たちも快適な生活を望んでいるようです。
もう一つの報せは、北信漁協(事務所は牟礼駅近くにあり)からのもので、毎年この時期に総代会の報告と年会費の請求ということで届いている。 北信漁協は黒姫山・斑尾山から奥志賀の手前までを管轄しているようで、組合員は禁漁区・期をのぞいて管内の河川で釣りもしくは投網ができることになっている。
私は準組合員として年会費を支払い、解禁時期に釣り竿をもって鳥居川で釣り糸をたらすのですが、ここ数年は出かけていません。 だいたいが解禁日前日に養殖のニジマスなどを放流し、皆解禁日に釣りをしているのです。 河川に放したとはいえ、化学的なものも含まれた飼料で育った魚を釣るわけで、ちょっと抵抗を感じています。
まあ、釣りの好きな客人が来れば一興になるかなと思って、組合に参加しているわけです。 因みに北信漁業の組合員は1500名ほど、そして準組合居は2百数十名ほどで、準組合員の多くは区域外の人のようです。
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