ともに故人となられている、高木仁三郎さんの「原子力神話からの解放」と、吉村昭さんの「関東大震災」を購入しました。
こういう素晴らしい人達が日本にはおられたのに、政治家も学者も何も学んで来ていないんですね。 その他諸々を含め、彼らが権力と名声、金儲けばかりに囚われ、より良い日本を創るとか、国民の安全を守るといったことに、与えられた権威や学識を使おうとしてこなかった結果が今回の震災なのです。 そういう意味でも今回の津波被害や原発被災などは全て人災と言えるわけで、関係機関、政治家、学者諸々の責任をもっと追求すべきだと、彼らの猛省を促すべきだと思います。
デタラメな班目は相変わらず原子力安全◯◯の委員長だし、あいかわらず原子力の火が途絶えたら日本の高い経済力は維持できないと思っている人が多くいます。 大量生産、大量消費が近代からの市民生活を狂わして来たことがまだ分からないらしい。 市民生活も経済活動も将来にわたって永く続くものだからこそ、もっと冷静に何が必要でベストなのか考えるべきだと思うのです。 アメリカやロシアといった大国にたよる政治も、原子力による電力の確保も、結局は根っこにmass production があるわけで、いいかげんその幕をすみやけに現代人は自らの手で下ろすべきなのです。
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