朝5時台の黒姫山。 朝日にうかぶ緑が実に綺麗で、爽やかな風も吹いています。 ゲレンデ(コスモス園)の遠望も次の写真の通りです。 でも日中は暑く、夕方からは雨模様らしくちょっと蒸して来ました。 風がなくなるとやっぱり扇風機の風でも欲しくなります。
さて、今日は伊勢から特製のトコロテンが届きました。 お腹の掃除だと、これまで伊奈のカンテンパパの製品からトコロテンを作っていましたが、今日のトコロテンは天ぐさから5時間もかけて作った本格的なもの。
玉ねぎのみじん切りの薬味と鰹節の出汁まで付けてくださり、早速賞味。 夏の暑さ凌ぎにはうってつけの食べ物でした。 トコロテンは酢醤油で食べるものとばかり思っていたのですが、やはりカツオ出汁の方が大変美味しく、カンテンの味を引き立たせるように思われました。 ニラを薬味にする食べ方もあるそうです。
でもトコロテンって、何故一本箸で食べるのでしょうか?
カツオ出汁は、伊勢の天白さんのもので、食べ物は調味料から始まることがトコロテンからもよく分かります。 我が家では、塩、砂糖、味噌など値段ではなく質で選んでおり、一見高そうだけど少ない量で済み、味に拘ることの方に良さを感じています。
アメリカからの輸入品ですが、この岩塩もミネラル豊富で甘さを感じます。
先日、長野に出た時に、ながの東急の地下食品売り場にある「辰巳芳子さんおすすめコーナー」で「関根のごま油」を探したのですが、以前店頭にあったものの現在は販売されていないようでした。 ある程度値段が張ると買い手がいないので置かなくなるのでしょうが、「関根のごま油」はいくら使ってもいたまないし美味しいし体にもいい。 結果的に安い調味料なのです。 そういう素材が店頭に置かれなくなるのは残念なことです。
家内は時々焼き豚を作ります。 辰巳芳子さんの母・浜子さん直伝のレシピらしいのですが、自分で工夫して近い味付けが出来ているようで、たまに友人などに差し上げると喜ばれています。 でも、長野で良い肉を買える店が少なく、今の所ツルヤのある店でしか購入できていません。
日本の伝統的な食べ物、調味料、料理、そういった食文化はもっともっと大事にされなければと、伊勢のトコロテンを食べながら思った次第でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿