朝は雲っていたものの、晴れの予報を暗示するかのようにミンミンゼミが鳴き出し、9時頃から日差しがあたるようになりました。
久しぶりの晴れ間になったものの明日以降は再び雨模様のようなので、草刈機をだして家の周囲の草を刈りました。 晴れ間といっても、日差しはわずかでほとんど雲っていましたが、それでも体からはとうとうと汗が流れていました。 気温25度ほどでも湿度があるからでしょうか、ちょっと体を動かすと暑いです。
今日のネットニュースの中で、「『われわれ富裕層に増税を』、フランス富豪らが政府に嘆願」を見ました。 国の財政赤字に富豪らが手助けするというもので、日本の経営者や金持ちにも見習ってほしいですね。 小泉政権時代に悪政のかずかずを中心的にやった竹中平蔵は日本国に住民登録せずに日本での課税を逃れていると聞いたことがあります。 実際どうなのか知りませんが、某宗教団体の会長も海外に多くの資産を置いていると言います。 また企業も海外法人を設立して商取引があったこととし日本での課税を逃れているケースがあるようです。 法人税の軽減など日本政府は企業に甘く、また企業人も健全経営を御旗に納税を極力逃れようとしていると思われます。 楽天やソフトバンクの社長が東北大震災に対し多額な寄付をすると過日発表されていました。 その後実際にどういう形で寄付されているのか、我々一般人には精査する情報も知恵もないのですが、それでもそのように発表した経営者は僅かにいました。 でも多くの金持ちは違法な脱税もしくは法に則った脱税にえいえいと努力していることでしょう。 フランスの富豪を見習ってほしいと実に思うものです。
さて、年貢の納め時でしょうか、とうとう菅直人が退陣を決めたようですが、次の党首には前原誠司の可能性があるということです。 京都大学で高坂正堯に師事した所をみると、思考は極端な保守志向であると思われ、本来は自民党に所属すべき輩でしょう。 現在、アメリカ政府も財政赤字に苦しんでおり、米軍の駐留費用の一層の負担や米国債(紙っぺら)の購入などをさらに求めていると思われ、それの受け皿に前原は適任なのでしょう。 逆から見ると、日本国民がえいえいと努力して積み上げた資産を、いとも安易にアメリカに貢いでしまうであろう、それこそ小泉と同様に売国奴になる側面もある人物なのです。 民主党の他の候補者も五十歩百歩で、国難を乗り切れるほどの才覚があるとは到底思えず、指導者の選択肢がないという点では、日本国民にとっては大変不幸なことだと思います。 結果、そんな危惧していることがなく、手腕を発揮して日本丸を明るい未来に導いてくれるであろうと願うことしか、我々市井の民には出来ることがありません。
このように福島原発の現状が明らかにされないまま、政治家は政権奪回にやきもきするばかりです。 原子炉がメルトダウンし、もう石棺で覆うしか方法がないという学者がいるのに、東電からも日本政府からも対策が明らかにされていません。 放射能禍から避難すべき福島の子供たちの多くが、いまだ放置されているらしいのです。 ほとんどの行政は無策のまま、住民をないがしろにしています。
先日、福島の農家の人達が東京電力に対し補償を求めてデモを行ったと聴きましたが、福島の農家も漁民も住民も、生活と人生を狂わされているわけですから、もっともっと怒るべきなのです。
今日、ブログを見ていたら、来る27日(土)に東京・渋谷で脱原発デモ(ツイッター有志による脱原発デモ)を実施すると知りました。 奥信濃にいては参加が難しいのですが、次の機会には是非参加したいと思います。 安全な原子力であれば諸手をあげて賛成したいですが、現在の原子力は福島で見るように大変危険なものだし、放射性廃棄物が産み出され、その処置についても明確な手段がいまだ確立されていないのです。 原子力の平和利用などというのは言葉のまやかしであって、あってはならないものなのです。
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