信濃町には昔の「村」という単位でしょうか、「区」という組織があります。 「区」は町政の一部を担ったり、区内の住民の暮らしをたすけ、親睦などを図っています。 この時期になりますと、各区で盆踊り大会が開かれていましたが、徐々に実施できない区が増え、ここ数年では柏原と古間(仁の倉?)を残すのみとなりました。
加え、お盆の中日を最終日として3ヶ日間開かれていましたが、古間だけを見ると数年前より1日少ない2日間の開催となっていました。
しかし、古間音頭保存会の会員減少に伴い盆踊りの存続が難しくなってきたので、今年は14日の1日のみの開催になると、先日お知らせが入りました。 それによると古間盆踊りの組織主体は、大正初期~昭和35年頃までは「青年会」、昭和35年頃~平成10年までは「古間音頭保存会」、平成11年から平成22年までは「古間盆踊り実行委員会」であったと、今後は古間区、保存会、商店会、総代会などが加わり総出で実行されていくようです。
1日のみの開催となった代わりに、竜神太鼓やバンド演奏なども加わり、催しの内容が豊富となって、「古間盆踊り大会」という名称から「ふるま夏祭り」となるとのことです。
そういえば柏原区の盆踊り大会は国道脇の荻原製菓駐車場で行われていましたが、昨年であったか黒姫駅前の観光協会事務所がある広場で夏祭りが行われていたと朧気ながら思い出しました。 柏原区の盆踊りは既に形を変えていたのかもしれません。
このように形を変えた夏祭りは時代の趨勢かもしれませんが、あの間延びしたようなのどかな音頭や甚句を聴ける機会が少なくなるのは非常に残念です。 できうれば14日の夕刻17時~23時の間は雨降りにならないよう願いたいものです。
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