今日、「福島に中間貯蔵施設を要請」というニュースを見ました。 メルトダウンしたと思われる東京電力・福島第一原発の原子炉をチェルノブイリと同じように石棺せざるを得ないということを、菅首相も認めたのだと思われました。 小出先生他巷の誠意ある人々の意思がここに来てやっと政府・東京電力関係者に認められたということでしょう。 それにしても判断が余りにも遅そすぎます。 一面では国民の安全を見ない、利権中心の官僚政治のなせる業とも云えます。
自画自賛に終始している菅直人の総理大臣辞任に伴い、民主党の次期党首選に小沢さんは海江田万里を推すということですが、海江田は日本中を狂わせたバブル経済の時の旗振りをした御仁でした。 当時、日本中の誰もがバブルに酔っていたことを考えると海江田だけに責任を負わせることはできないですが、でもバブル期の功罪を本人自身も総括してほしいと思います。 党首選と首班指名は違うという人もいますが、日本の政治世界も人材不足であることを否めません。
自分の思考をと一つにするブログを色々読んでいますが、日本の政治状況などを真摯に訴えておられる方々の記事がこの所少なくなったように思えます。 国や国民に向けた正義や安然をいくら報せようとしても、政治や行政は何ら動こうとしない時代にあって、無力感を感じるようになったのかもしれません。 韓流ドラマや芸能人の引退などに心を囚われ、デモに参加したりブログにコメントする人はあまりにも多いようですが、今の日本の現状を真摯に考えている人々の口を封じる結果になっているとしたら、それは非常に残念だしあってはならないことだと思います。
さて、この所、窓辺の山桜の葉が黄色くなり始めています。 8月に入って灼熱の太陽が現れることが少なく、雨降りばかりで気温も低く、木々も秋が来たと思いはじめたのかもしれません。 時々、雲間に日差しが出ると、まだ夏なのだと思い知らされることもありますが、それもごくわずかです。 もう秋なんですね。
庭や畑の隅に植えてある茗荷から若い芽が出ていることに気付きました。 あまり手入れもせず、日陰がいいとアジサイの傍に植えているのですが、今年はたくさんの若芽をつけています。
ミョウガを食べ過ぎると、「記憶力がなくなるとか、バカになる」と言い伝えがあるようですが、これは迷信で実際には種々の効能があるようで、上方落語の枝雀さんの十八番には、ミョウガを題材にした「八五郎坊主」という噺があるとのことです。
北信濃の郷土料理である「やたら」には、このミョウガを欠くことができません。 他にもミョウガを酢に漬けたり、微塵にしたものをオカカとあえると食が大変進みます。 ミョウガは夏から秋にかけての大事な食材ですね。
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