国道18号線は柏原から古間へと下り坂となっていますが、古間北交差点を左折して古間本町商店街へと進み再び国道と合流する道が昔の国道となっています。 古間北交差点脇で国道はJR東日本の信越線と交差しており、線路を跨ぐ橋が設置されていますが、普通は何も気付かず過ぎてしまうことでしょう。
その跨線橋の横に、昔の小さな跨線橋がそのまま残っております。 現在は国道工事の材料置き場になったり、歩行者の通路になっておりますが、青空に浮かぶ黒姫山と列車の走行風景が撮れる場所なので、天候の良い日や特別列車が走る時にはカメラマンが鈴なりになっている時があります。 2008年11月にJR東日本・長野支社のイベントで長野・黒姫間をSLが走った時は入り込む隙間もなく、仕方なく跨線橋下の畑のあぜ道で写真を撮ったりしていました。
現在の国道となっている橋桁には「新寿橋」と表示されているので、もしかしたら以前のこの橋は「寿橋」と言うのかもしれません。 建造年月が記されており、昭和8年製作ということは1933年だから78年を経ているということになります。 人間でたとえると「喜寿」を越えたということでしょうか。 橋の両端には柏原神社と古間神社がそれぞれあり、この橋がそれぞれの神社を結ぶ役目をしているようにも思えますので、おめでたい「寿橋」という名は実にふさわしいと感じられます。
橋の脇に大きな実をつけた木があります。 ネットで調べたら、「オニグルミ」のようで、オニグルミの実もくるみのように食べられるとどこかのサイトに記されていましたが、実を取るにはちょっと危険な場所に生えています。
2 件のコメント:
初めまして。信濃町出身です。ずっと住んでいた町ながら、こちらのブログを見て知らないことがこんなにあったのかと言う思いです。私のブログにリンク貼らせてもらいました。
これからも楽しみにしています。よろしくお願いします!
こんにちは! コメント&リンクを有難うございます。
まだまだ信濃町に居る時間が少ないので、町内の情報はなかなか得られません。
いいこと、楽しいことを中心に、あるいは町の宣伝になるようなことがあれば、率先して話題にしたいとは思ってます。
でも、時々は脱線する話題もありますので、その辺りはほどほどによろしくです。
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