今日は雨が落ちそうもないので、再びバイクで野尻湖畔を周遊した。
まず、ぶんぶく亭で野菜を物色し、トマトやインゲン、今朝収穫したというのでモロコシも買う。 しかし、自転車では持てないほどの量なので後から車で来るからとキープしておいてもらった。
ちょうどサレジオ学院の生徒さんたちが歩いていて、引率していた日本語の達者な外国人の先生が八町きゅうりを知っており、水分が多いので歩きながら食べられると云って買っていた。 後でそのグループを追い越したらブルーベリーをほおばっていたので、伊藤さんの園で買ったか貰ったかしたのでしょう。
国際村湖畔に下りると、先日よりは村民が増えていて、バイリンガルでカヌーのパドリングを教える風景に出会ったり、湖畔のプールでは小さな子供さんを連れた家族が思い思いの遊びをしている姿が見られた。
まだ日本の企業人は休暇に入っていないのでしょう、日本人の家族はあまり見られなかった。 その代わり子供達の林間学校や大学生のマラソン練習の様子などがうかがえた。
今日は前々から気になっていたサレジオの教会へ寄った。 ここは夏しか開いていないカトリック教会で、ここの聖堂(おみどう)には、ニコルさんが寄付したという、彫刻家池田宗弘さんの手によるキリスト像があると、ニコルさんの著作に書かれているのである。
祭壇の正面に、その十字架にかかったキリスト像、左右にマリア、ヨゼフが立っていた。
それぞれ2mほどの大きなもので、部屋が暗くてよく分からなかったが、彫金のような感じがした。 どこの聖堂にも、壁に「十字架の道行」という磔の場面を思い起こす12枚のシンボルや絵がかかるものだが、ここには最初の1組の絵(彫刻?)しかなかった。 聞くと、ニコルさんの寄付は一部であったようで、十分な資金がなくて全部を完成しないまま今日に至っているとのこと。
少し話をしたイタリア人の神父さんは、ベトナム人であろうか神学生数名を連れて東京へ帰って行ったが、信仰を考える日本の若者はもう居なくなってしまったのであろう、その中に日本人の姿はなかった。 フランスやスペインの教会で見かけるアジア系の修道女は殆どが韓国やベトナムなど東南アジア出身の若者であった。 金と性が蔓延る現代においてこそ信仰は必要だと思うのだが、その流れにあらがう余程の信念を持たないと信仰を持つことは出来ないのでしょう。
今日の暦から : 泳ぎ上手でも過信は禁物
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