今夕、再び説明会が実施されるとは聞いていたが、赤川の産廃について考える住民グループが出来ていることは知らなかった。
しかし、産廃業者である高見澤の一方的な説明会も、県の条例説明会も、その説明内容を聞いていると、何ともズサンというか"計画ありき"の内容で、住民生活へ影響など真摯な検討が行われているとは到底思えない。
また、町の広報誌「しなの」や信濃町議会報を見ても、町長はじめとした関係者全体の、かかる問題についての認識が非常に弱いように感じる。 例えば、藤田観光別荘地入口の不法投棄されているとおぼしき場所については、「私有地のため町は口出しできない」という弁明。 現行の法律や条令で取り締まりできないにしても、行政者としての何らかの行動が不法投棄の拡大を抑えることにもなろう。 手をこまねいるだけであったら役場も職員も要らないことになる。 赤渋の大型ゴミも然り。
町民の中には、「計画が進んでいるのだから、今更反対しても仕方がない」と諦めに近い考えを持つ人もいるようだが、自分には直接関わりがないと容認していれば、搬入トラックの騒音や事故、粉塵や匂いの拡大、水質汚染など赤川だけの問題ではなくなる。 産廃問題諸々を嫌って町を転出する人も別荘をたたむ人も出てくるかもしれない。 そうすれば、町の過疎化や衰退はさらに加速されてしまう。 逆に、産廃反対は町活性化の起爆剤にもなろう。 老齢な考えに埋没するのではなく、子々孫々に残す「しなのまち」を皆が考えてくれることを願う。
○チラシ表面
○チラシ裏面
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