パソコンを使うようになってから、散逸していた家族の写真(ほぼ40年間の)などをきちんと保存しておきたいとフィルムスキャナーでイメージ化をはかり、パソコンのハードディスクに残して来ました。 デジカメを使うようになってからはその量も膨大になってきて、データのバックアップ用に外付けのハードディスクを利用するようになりました。 しかし外付けハードディスクでは接続しているパソコンだけでしか利用できないので、家内に置いて全てのパソコンでバックアップや閲覧作業が出来るようにと、数年前に同一Lan内で使用できるネットワーク・ハードディスクを購入し使って来ました。 しかし、データ量はどんどん増え続け、もともと300Gと少ない容量のディスクであったため、そのネットワークドライブに外付けディスクをUSB接続して、更にバック用ドライブを増設していたのでした。
所が、この夏の異常な暑さに負けてしまったのか、エラーを表示するようになって、ネットワークから見ることができなくなったのです。
ネットワークドライブ内の基板、あるいは電源、はたまたディスクが故障したのか、筐体を開けてみたのですが原因を特定できず、あれこれ対策を考えるより、今パソコンショップの店頭にある新しいディスクを購入した方が便法だろうと、新しいネットワークドライブを購入することにしました。
製品は、バッファローのLink Station LS-CH2.0TL というディスク容量2テラで、アマゾンで22千円という価格でした。 旧ドライブの時は、背面にUSB接続口が2つあり、本体に加え2台のドライブを接続し、本体+ドライブ1+ドライブ2と3ヶ所のディスクに同一ファイルを残していたのですが、今回はUSB口が1つしかなく、本体+ドライブ1という構成になってしまいました。
左(故障した旧Network Drive)・中(新Network Drive)・右(増設ドライブ)
旧製品では常時電源オンにしていましたので、その分ディスクの消耗が激しかったかもしれません。 今回購入したネットワークドライブは、ネットワークに接続しているパソコンの電源を落とすと、しばらくしてドライブの方も落ち、パソコンの電源をいれると自動的にドライブがオンになるもので、前よりは電源投入時間が短くなり長持ちするかもしれません。
また、購入したネットワークドライブは、MacのTime Machine対象ドライブにもなるし、外部インターネットからアクセスすることが出来るので多様な使い方ができるようです。
ただ、USB接続のバックアップドライブから新ネットワークドライブへデータをコピーする際に、ファイル容量が小さい場合は問題ないのですが、写真ファイルのように大きなファイルを多量にコピーしようとするとエラーになるケースが見られます。 仕方なく現在は一階層のフォルダ単位にコピーするようにしていますが、LAN接続内でのファイル複写ではたぶん問題ないと思います。
(追記2010.09.18)
ネットワーク・ハードディスクの入れ替えにあたって、ウインドウズME時代から使っていたXPパソコンでネットワークドライブへのデータコピーをしていてエラー続出だったのですが、もう少しましなパソコンに替えると同時にOS動作の軽量化(regeditやキャッシュ設定など)を図った後は、総容量10G以上、ファイル数5000以上のコピー操作をしても全くエラーが発生しなくなりました。 ネット検索してUSB接続の致命傷だとか、またネットワークドライブのドライブ番号割り当てにxやzなど最後尾にしたら良いというページなどを見つけましたが、結果としてそういう操作は不要だということが分かりました。
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