当ブログでは、11月に予定されている信濃町町長選に出馬予定の横川正知さんを応援するバナーを先月からトップに掲載しております。
外から来た者に何が分かるのだと疑問に思われている町民の方も居られることでしょう。 そこで私がここに応援バナーを掲載することに決めた経緯を記しておこうと思います。
私達は20年以上前に、都会に住むのではなく自然環境にあふれ畑地からの生業で生きる生活をしたいと望み、1989年にたまたま知人の紹介で信濃町という地域を知り、棲み家を設けました。 ただ別荘のようにして山林の中に住むのではなく、そ こに住 む人々との関わりを求めていました。 そのため請われるままに家内は我が家や総合会館でパンや料理教室を開き、毎月上野駅から旧あさまに乗って信濃町を往復していたのでした。 そこには町内のみならず戸隠や三水、牟礼からも教室に通う方が居られましたし、出稽古で町外の施設でも行っておりました。
かつて童話作家の矢川澄子さんが町に多大な借金を残すと反対した黒姫童話館の設置、野尻湖桟橋条例に違反した大型観光船問題、最近では新潟県境の山林に作ろうとする産業廃棄物最終処分場計画など、町内に発生した諸問題を見聞きして来ました。 住むに従いそのように見えなくてよいものが一 杯見えてきたのでした。 相変わらず箱物行政が感じられ、種々の計画や住民参加の委員会もとにかく心地良いアドバルーンを上げることに皆の目が向いていたように思えました。 そして住民は、我田引水のように利を得ることや末梢的な事項に心を奪われ、豊かな町を作ろうとする気概が少ないように感じたのでした。
自然環境や農業生産物など町の豊かな資 源が十分に昇華され ずに、一片の観光用キャッチになっているだけの態様に何かもどかしさも感じ、町の大 事な宝物を溝に捨てているようで実に勿体無い思いをしていたのでし た。 町政 は基本的に町民が行うものですが、やはりリーダーである町長が指針を示すべきで、町長の熱意や人柄、理念 が大きく影響するものだと思うのです。
私は現および前任の町長しか知らず、それも遠くからその存在を見ているだけで すので、きちんとした理解が出来ていないとは思います。 でも、彼らのこ れまで の対応に非力さ、町政への熱意の少なさを感じて来ました。(町議会報の質疑応答内容を読むとよく分かります) 今の時代は、どんな 組織でもひな壇に座っているリーダーではあってはならず、市民 や町民ととも に、一緒に汗をかいて働き決断するリーダーが求められていると思うのです。 町民の声に耳を かたむけ気持ちに触れ、今出来ること出来ないこと、将来 の子供達に残す町を どうすれば良いのか、一緒に考え対話し決断し行動する町長の存在が大事なのです。
5年以上前からでしょうか、横川正知さんの役場内でのこれまでの仕事振りを町民の方々からたびたびう かがい、信濃町の将来をより具体的に標榜した姿勢を感じ、以前から 自分な りに再び町政に参画されることを期待していたのでした。
町民も役場職員も町長 も能動的に働く町政が、輝かしい未来があり豊かな信濃町を作っていくも のだと思うの です。 そのような経緯の中で、今回、横川正知さんが出馬すると知り、これまでとは全く異なった町政への道が開かれるのではと期待し、遠くから応援することにしたのでした。
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