新しい菅内閣が動き出したが、ほとんど顔ぶれの変わらない面々に希望が持てないでいる。 一番問題にしたいのは千葉景子の存在で、鳩山内閣の代から何をやっているのか全く見えて来ない。 小沢一郎の政治資金問題に対する検察の恣意的捜査に対し何の発動もしない。 あのような検察や警察官僚の独善的な行動は決して許されるものでなく、可視化法案などは実現にむけて積極的に動くべきである。 何もしない、何も出来ない、毒にも薬にもならない人物を大臣席に座らせていると言える。 その他御仁についての知識は持ち合わせていないが、新内閣に二世議員はいないと言った側から訂正したり、事務所費用問題がくすぶっている人物もいるらしい。
そもそも菅直人は、市川房枝さんを踏み台にしたようで、当時の考え方と現在とは様変わりしてしまい、対米従属のこれまでの自民党政府と何ら変わらない様相を呈しているようだ。 共産党員であったナベツネが今や最右翼の黒幕のような存在であることを見ると、程度の差はあれ態勢に迎合しただけの人物として共通項がありそうだ。
ここ数日のブログを見ていると、鳩山内閣以上に、この新内閣に期待も希望も持てないことがはっきり分かって来る。
・「マドモアゼル・愛のぶらりブログ」の6/4付記事「バラバをとった民衆」(6/7付で同一記事あり)
・「植草一秀の『知られざる真実』」の6/9付「鳩山菅密約による小沢氏失脚工作真相が表面化」
・「反戦な家づくり」の6/10付「あ 菅内閣」 (← アカンな!)
・「池田香代子ブログ」の/10付「菅さんが官僚の術中に陥った瞬間を憶えておく」
鳩山内閣の末期には支持率が20%を切っていたが、新内閣が発足して支持率は60%を越えているそうだ。 顔ぶれもほとんど変わっていないのに、わずか数日で40%以上も上昇するという、そんな馬鹿なことがあるのだろうか? 非常に恣意的数字であると思う。
結局、日本の政治は、マスゴミ、官僚、経済界に牛耳られ、その実態をアメリカもよく分かっているのであろう。 無能な政治家は単にお飾りにすぎないと。 オバマが新内閣に満足しているということは、その無能さが分かっていて、アメリカにとって大変都合が良いということだからだ。 それを逆に見れば、これまでと同様に、相変わらずアメリカの小間使いに徹し、日本の税金は湯水のごとく米国債購入や米軍基地費用に使われるということ。 もしかしたら郵貯の金も同じ結末か?
国家の行政は、完璧に機能不全に陥っていると言える。
それを打開しようとした鳩山をこきおろしたのは、マスゴミに洗脳された日本国民。 馬鹿箱(テレビ)を観ただけで政治を語るなんていうのはナンセンスそのものなのだが、そういう俄コメンテータが日本にはあまりにも多すぎる。 結局は馬鹿な国民に見る目がないということに尽きる。
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