普天間基地問題についての鳩山首相の決断に際し、短兵急な意見を持たないよう自制する気持ちでいたのだが、社民党の連立離脱など、全く決定打の無い日々に、今後の政局を案ずる気になって来た。 鳩山は、安倍や麻生と同様に、所詮お坊ちゃまでしかなかったと、それを見抜けず期待した国民が馬鹿であったということかもしれない。
今、来日している中国の温家宝首相は盛んに「公正と正義」のある社会を目指すと言う。 そもそも政治家としての質に相当の開きがあるように思えてしまった。
さて、先月、3時間しか在日しなかったヒラリーに、その鳩山は基地問題は従前と同様に日本政府が面倒を見ると回答したらしいのだが、韓国では軍艦沈没の原因について韓国政府発表と異なる原因を記した文書を、調査官自身がそのヒラリーに渡したと、ある方からメールをいただいた。
北朝鮮の魚雷発射による沈没だとする韓国政府の発表は、アメリカ政府もヒラリーも了解していたと考えられるわけで、そんないい加減な外交政策に日本が乗っかって、しかも国内では沖縄県民の心を逆撫る決断を鳩山がしたとしたら、それこそ今までの自民党の麻生や福田、安倍と何ら変わらないことになる。
自分は、小沢一郎の政治資金問題にも一定の距離を置いていたつもりだが、このまま民主党が混乱したままであったら早々に見限って、最後は弱小政党である社民党に頼るしかないかもしれない。 保坂さんやピースウォークfrom沖縄で講演をお聞きした服部良一さんなど、人柄が感じられる方々が社民党にはおられるからである。 民主党がダメだからと、安易に自民党より右寄りと思われるみんなの党、さらに公明党などに期待を寄せるのは愚の骨頂であることを知ってほしい。
韓国国会の推薦を受けた調査官シンサンチョル氏が5月26日、訪韓したヒラリークリントン国務長官への手紙を書いて、その真相を公表していることが分かりました。韓国のウエブ・サプライズへの寄稿文によれば、韓国を代表するような船の専門家であるシンサンチョル氏は事故解明に全力を挙げた結果、考えられるのは、座礁+衝突であると、クリントン氏への手紙で写真つき解説をしています。 なお、シンサンチョル氏は海軍により名誉毀損で訴えられています。
0 件のコメント:
コメントを投稿