先日、楽器といって良いのか分からないのですが、ハンドフルートという楽器を知りました。 口笛、指笛、あるいは草笛など唇で演奏する方法がありますが、ハンドフルートは両方の手を組んで唇に添えて音を出すもので、3オクターブも出せるようです。 ユニットを結成されている childhood というドュエットの「光の中へ」というCDを購入し、今聞いている所です。 似た音の楽器にオカリナがありますが、オカリナよりもっと色々な音が加わっていて豊かに聞こえてきます。
私の幼い時の同級生がパイプオルガン製作者になっているのですが、以前彼がラジオの対談番組で、シンセサイザーは決めた一定の単一音しかでないが、パイプオルガンの音はオシロスコープで見ると色々な音の波形が合わさって出来ており、そのため豊かな音が出せると述べておりました。 このハンドフルートも同じようなことが言えるのではないかと思っています。
ハンドフルートのCDを聞いていて、昨年の今頃、韓国を一緒に歩いたテジュ君を思い出しました。 テジュ君は二十歳頃(24?)の若者で、楽器は万能ではないかと思われるほど多才で、特にオカリナの演奏が大変素晴らしい。 江華島の摩尼山に登った時、林の中で休憩する際に彼の演奏を初めて聞いたのですが、小鳥がさえずっているような、軽やかで繊細な演奏に感嘆しました。 これまで収録したCDを頂いたり、智里山が見渡せる山の中の自宅に招かれ、シンガーソングライターのお父さんともども楽しい時間を過ごしたことが昨日のように思い出されます。 でも家のオーディオで聞くと何か味気がないのです。 彼の演奏は林の中で聞く方が良さそうです。
彼は、3ヶ月の韓国ウォークの中で日本語をずいぶんと学んでいたのですが、まだ日本には来ていないようです。 日本に来れば歓迎したいのですが、若者の興味と我々のとは随分と差があることでしょう。
KBSでしょうか、テレビの旅?番組の主題曲にもなっており、この曲は韓国では誰でも知っているようです。
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