9月上旬に北海道・旭川にある三浦綾子記念文学館主催の一日旅に参加した際、森下辰衛先生から「塩狩峠」を深読みすると、著者の意図以上にこんなふうに考えられると種々の解説をうかがい、三浦綾子さんの作品に対する思いが色々な形で伝わってきて、全国で開かれているという三浦綾子読書会に興味を持ちました。 そして、先日、森下先生から東京近辺で行われる読書会の案内が届いていて6日に、東京・御茶ノ水にあるクリスチャンセンターを訪ねました。 昔は、明治大学の手前にあった書店(ビル)と記憶していたのですが、建物が変わってしまい、しかも色々な店が林立状態で、どこにあるのかと迷ってしまいました。 昔は1階に書籍売場があったのですが、現在は二階に移っていました。
読書会は、1.果て遠き丘 2.喪失(短篇集毒麦の季) 3.塩狩峠 の3部に分かれ、それぞれ1時間半で、森下先生の解説をうかがい、塩狩峠では「菊人形」「母」の項を参加者が順番に読み、それぞれの感想や思いを述べるものでした。 先生の解説を聞いていて、森下先生は、神(キリスト教)を伝えるだけでなく、人生の道を教える伝道師ではないかと思えるほど意義があり、時に冗談など面白いフレーズもあり、次回も是非参加したと思いました。
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