今夜7時から柏原小学校体育館で町長選候補者の横川正知さんの決起集会があるというので出席して来ました。 参集者は体育館に溢れるほどたくさんで、外気温は1度でしたが、熱気なのでしょうか寒さが感じられないほどでした。
来賓、後援会顧問の方々の挨拶が最初に続きましたが、まず感じたのは、信濃町には「なんてすごい人がいるんだな~」という思いでした。 今までは地方にいる年寄りだとか、農業をしている人だとか、そんな印象があったのですが、非常に格調高い挨拶に本当に驚きました。 私の目には見えていなかったのでしょうが、信濃町には隠れた逸材に溢れているという思いです。 たぶん地元の人には見えない、外から来た者の感想でしょう。 そのような人材を本当に大事にしてほしいと思います。
最後の横川正知さんの話も、実に明快で、信濃町の財政基盤を立て直す所から施策は始まると明確に話されていました。 町長にはもったいないというか、長野市でも長野県でも十分通用する人材であろうと感じました。 そんな逸材が町長になれないというのは、信濃町にとって大きな損失であり、限界集落に陥らせる要因にもなろうと思いました。
顧問の方や横川さんも話されておりましたが、過疎法というのは国が認めて過疎債を発行し、事業資金の30%を地元が負担し、70%はのちのちに地方交付税という形で返ってくるというものだそうです。 ただ、低利であるものその70%は、返還資金の大きなパイの中からの分捕り合戦らしく、必ずしも70%満額戻るものでなく、しかも先々の国の財政や景気によっては地方交付税そのものが思うようにならないものらしいです。
ある候補者は、その過疎法が有効なうちに信越病院の改築を行うと政見項目に上げております。 でも、それは借金であり、なおかついつ返還されるか分からない補助金なのです。 つまり将来にツケを残す資金なのです。 そんな資金をあてにして病院改築を行い、更に運営資金がかさんだらどうなるのでしょう? 同じ候補者がワクチン摂取についても述べておられますが、あまりにも杜撰な所信に、この4年間町長在任中に何をなされてきたのか理解されていない姿に驚愕してしまいました。
今回の町長選挙で、横川さんが選ばれなかったら、信濃町は10年も20年も後戻りしてしまうでしょう。 そして、若者や孫子の時代へも、大きなツケを残すことになります。 しがらみを捨て、良識ある町民の選択を願っております。
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