信濃町の町長選に出馬予定されている方々にアンケートを出し集約された資料を新聞折込されたと、そのちらし(資料)を見ることが出来た。 掲載元は、信濃町や近隣の不動産を紹介する田舎好きネットとあり、そのおおもとは信濃町富農にある古澤建築のようです。
アンケート内容は、町外、特に都心などからのIターンで住民を増やすことを念頭に置いたもので、町政全般にわたる問題を捉えたものではないようです。 質問の主旨が的確でなかったのか、三者の回答内容ですが、どれも十分でないというか、ありきたりな回答になっているように思えてしまいました。
そして、人口増加対策で、「あらゆる手段....」とか、「クラインガルテン」とか、全く意味をなしてない回答が多いようにも感じられました。 「あらゆる」というような言葉は非常にあいまいで、結局は何も考えていないということですし、「クラインガルテン」もその意味をきちんと理解されていないというか、信濃町の現状と照らし合わせていないようです。 町内における職場の確保などについても回答内容があまりに安易というか杜撰さを感じてしまいました。
その点、横川正知氏の回答は、毎年人口が減少している信濃町の現状を踏まえ考慮した視点が明確ですし、今分からない事は分からないとはっきり答えております。 新規転入者への補助金についても、苦しい財政の中で安易に拡充することは好ましくなく、慎重な姿勢を貫いておられるように感じられました。
(下に掲載したクリック・イメージは大きいです。 ウインドウを越えて表示され閉じるボタンが見えない時は、左右の黒い部分でクリックすると元に戻ります)
○田舎好きnet チームざいごう(表面)
○田舎好きnet チームざいごう(裏面)
ところで、立候補予定者3名と住民との会合が過日にあったそうですが、住民からの質問に対し、3人の方が、「はい、いいえ、未定(分からない)」という札を表示するという場面があったそうです。 永原氏、松木氏は多くの質問に「はい」という回答であったが、横川氏は「いいえ」が多かったそうです。 その質問の中には病院改築問題などもあったのでしょう、「はい」という回答は住民にとっては心地良いでしょうが、現実問題として実行は難しいはずです。 横川氏は行政経験者として、問題の難しさを理解し、いい加減な回答は出来ないという見地から数多く「いいえ」を表明したものと思われます。 最後の質問では、「はい、いいえ、分からない」の全てのカードを上げた方がいたそうです。 本人の名誉のため、その方の名をここには記しませんが、想定される住民からの質問については事前に準備されるのが当然で、表示すべきカードを決められなかったということは何も考えていなかったということでしょう。 町政に対する確たる姿勢(考え)を持たない人は町長になってはいけないのです。
さて、信濃毎日新聞に掲載された「信濃町のあす見据えて 町長選(上)」という記事も見ましたが、そこには赤字経営の町立信越病院の運営についての現状が記されていました。
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