昨日、ニコニコ動画で生放送された小沢一郎さんのネット会見を見ました。 ジャーナリストの角谷浩一さん、神保哲生さん、江川紹子さん、小菅信子さんの質疑や視聴者からのメールに小沢さんが応えるもので、1時間の予定が30分も延長となり、渦中の政治資金問題など色々な話を聞くことができました。 小沢さんは日本国の「自立と共生」が大事だとさかんに仰っておりましたが、農業など国内産業を守らずして、何がTTP自由貿易協定だと、その話は理路整然として納得するものが多かったです。 中国やロシアとの領土問題に対する意見も明確で、日本政府がきちんと主張し続けることが大事で、尖閣諸島の中国漁船の問題も官僚も政府も責任を取らず、地方の一公務員に責任を押し付けるのは大変問題であると話された。
民主党の岡田幹事長から政治倫理審査会で説明してほしいと秘書を通じて伝えて来ただけで、幹事長の意図は分からないとのこと(本日4日のニュースによれば、岡田幹事長から直接申し入れがあるも小沢さんは断ったようです)。 公開が原則の司法の場で明らかにすることになった段階なのに、政治の場で同じ問題を話し合うのはおかしいではないですかという小沢さんの主張の方が正しいと思われます。
それにしても、菅+前原+岡田の民主党政権は、五里霧中というか、自らあゆむ道筋を策定することもできない、これまでで最悪の政府だと思います。 アメリカに恫喝され、中国やロシアに馬鹿にされているのです。 策が無いのです。 中国やロシアを声高に批判、非難する前に、日本政府の体たらくを国民はもっと追求しなければならないと思います。
この「小沢一郎ネット会見」についての詳細は、晴耕雨読の本日の記事http://sun.ap.teacup.com/souun/3592.htmlを読むとよく分かります。 小沢さんを「政治と金」というタイトルで汚れた金権政治家というレッテル貼りをしたのが、新聞社やテレビ局などのマスコミ。 政治を精査せずに、検察などからのリークを検証もなく流すだけのマスコミには、本来のジャーナリズムではないのです。
一例としてあげると、トヨタやパナソニックなど大企業の広告収入はテレビ局にとってたいそうな金額になるそうで、そういったスポンサーへの批判ニュースは流さないか、極力小さく報道しているようですし、創価学会の会報などの印刷は、朝日新聞社など大手の新聞社が請け負っているそうで、当然、創価学会や公明党への批判や問題記事は避けることとになり、国民に伝えるべき情報が正しく知らされないのです。
先日、「検察・検審を糾弾するデモ」が東京でありましたが、明日5日には「マスコミの偏向報道を許さないデモ」が実施されます。 夕方のデモになりますが、私も再び参加しようと思っています。 デモといっても堅苦しいものでなく、デモの列が見えてきたら、そこに加わって一緒に歩くだけでいいのです。 参加者が一人でも多くなってくれば、多くの人やメディア、あるいは政治家の目に止まり、問題の意識付けが出来るのです。 集合場所は明治公園(千駄ヶ谷駅下車)、集合時間は18時30分、出発45分。 1時間程のウォークのようです。 学校帰り、勤め帰りの途中に散歩する感覚で歩いてもいいと思います。
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