昨夕は青空が見えていましたが、この所、折角積もった雪はどんどん溶けて、もうこれ以上雪は降らないのかなと思いきや、午後2時頃から雪が舞い始めて、予報によれば明日も降るようです。 今の所、水っぽい春の雪のようですが、これから夜にむけて雪質が変わるかもしれません。
今週末、黒姫の雪を見に来る客人がおられるのですが、ベト(土)が見えてしまう黒姫になったら困るなと思っていた所の雪降りでした。 ひょっとしたら、そのお客様の想いが天に通じて雪を降らしているのかもしれません。
さて、先日はいくつか所要を済ませるために東京へ出かけましたが、東京という所は大変疲れる所でした。 特に優しさがないのが気になりました。
電車の席に家内が座っていたのですが、小さなお子さんを連れたママさんが来られ、その方に席を譲ろうとしたのですが、隣にいた若い女の子がお尻を入れて席を先に確保してしまい、座ってからは知らん顔しているのでした。 また、池袋の立教大学で行われた映画と講演の会に出かけたのですが、少し遅れて会場に到着し、薄暗い中空いた席がないかと探している時に、たまたま私の靴が座っていた若い男の人のズボンに触れたのでした。 睨み付けるような顔つきをされ、ズボンをはたく所作をするのでした。 ゴメンナサイと言いましたが、東京のど真ん中では泥が付いた靴は殆どないでしょうし、しかもわざと擦り付けたわけでもありません。 そして、長野へ戻るバスの中で、後ろにいた母親と中学生のような娘の二人連れが、周りを気にせず大声で話し、体をゆすってこちらの席を叩く始末。 挙句に降りる時には、見ていた雑誌を席に放置して(捨てて)降りて行きました。
日本の社会には、常識というものや他人を思いやる気持ち、そういったものが全く存在しなくなったようで、先取りした者が勝ち、強いのが一番、金を持つ者が優秀だ、というような一方的で偏狭な思考が蔓延してしまっているようです。 今の総理大臣や都知事にしても、常識や良識を兼ね備えているとは到底思われず、これでは日本丸は早晩沈没するしかないのかもしれません。 日本の工業製品、特に自動車や電気製品は世界の中でもトップクラスでしたが、最近は韓国や中国製品に変わりつつあるような記事を先日読みました。 日本人や日本の製品は優秀だと多くの日本人が思っているのでしょうが、世界的にみるとそういう意識は消えつつあり、将来はどこかの国が取って変わるかもしれません。 日本人はもっと基本的な所で意識改革をしなければならないと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿