一昨日から地震被害の情報入手に明け暮れ、昨日、長野県北部でも地震発生があったと知り、北海道から九州まで親類や友人から安否を聞く電話がたびたび入っていました。 サイレンのような音もなく、役場の緊急通報スピーカーからも何も聞こえていませんので、信濃町内では特段の被害はないようです。
我が家について言えば、海外駐在中の息子の家族が宮城県内の実家に帰っていて、地震発生直後に息子とのメールで無事を確認できたのですが、その後の連絡は皆無。 実家の電話や本人の携帯電話へかけるもつながらず、昨日は公衆電話だとつながりやすいのではと、3ヶ所でかけてみましたがつながりませんでした。 通信施設などインフラそのものが被災しているでしょうから、NTTの通話規制に加え、電話は当分使えないのでしょう。 福島原発の放射能が漏れて仙台方面へ飛来すれば、被爆の可能性も無いとは言えません。 現在、気がかりなのはそのことだけです。
昨日早朝の津南・栄村周辺の地震については、東北における大地震とかかわりが少ないと(気象庁が?)発表されたようですが、テレビやネット情報などを総合すると、日本大陸の地層・岩盤が大きく揺れて歪が発生していると考える方が順当で、そう考えると余震や関連の地震が今後日本大陸どこで起きても不思議ではありません。
従い、今、福島第一原発での原子炉溶解について、地震情報の中心になっていますが、柏崎や浜岡などの原発も必ずしも安全な状況にあるとは言えないと思うのです。 もし柏崎の放射能が漏れれば、信濃町は必ずしも安全ではありません。(車道で100km、直線でたぶん80Kmの距離)
福島原発の状況についての原子力安全・保安院広報担当の記者発表を見て、何を言っているのか分からず、また裏を取られないように担当者が一語一語自分で確認しながら話しているようで、さらに、担当者の目付き、視線はあちこち動いて定まらない。 事実もしくは真実を伝えているようには当然思えないのです。
第一原発の周囲に住む住民の避難が、3kmそして10km、20kmと変遷し、それは第一原発で第二原発はまだ10kmだとか、その指示も明確でない。
Video streaming by Ustream
そんな中、昨夜8時からユーストリームで流された、原子力情報資料室が行った原発施設元設計者による説明を聞いたが、ある方はNHKの水野解説員や原発推進の東大教授班目春樹の無責任さを強い語調で非難されていた。 原子炉内の気圧は、通常は自然界と同じ1気圧程度で、隔壁を設計する段階では4気圧をリミットとしているらしく、それを報道では普通は4気圧までで、今は8気圧になっていると、さも異常でないような説明をしていると言う。 設計者の目から見ると、4気圧でも異常で、8気圧というのは全くの想定外で説明のしようがないとのこと。
本日(3/13)正午から再びUSTREAMで原発に関するライブ放映がある由
3/13 17時に変更
どこのテレビ局も、地震被害の映像や被害者数を伝えているが、同じ映像を流したり状況を説明しても何も役に立たない。 被災者を安全に誘導するような手立てを考え、被害に合わずに済んだ国民には、次にやらなければいけないこと、そして関連した地震発生に対しどんな自衛策を考えた方がいいのか、別の原発施設の状況はどうなのか、そういった次善策に注力すべきだと思う。
従い、NHK、民放を含め、テレビ報道を鵜呑みするのは大変危険であり、自分の家族をどうやって守るかを一番に考えなければいけないと思う。 放射能被爆への対策としては、ヨード(ヨウ素)の摂取が効果があると、ワカメや昆布、とろろ昆布、ひじきなどに多く含まれると備蓄しておいた方が良いようだ。
それにしても、国の防災対策は貧弱であった。 これまでも三陸沖ではたびたび地震が発生していた。 各地に設置してある地震計も想定外の揺れで計測不能だとのこと。
東京電力福島原発も老朽化で危険が言われていたらしい。 菅直人の遊覧飛行があったため、福島原発への対策が遅れたという話もある。
今回の地震は天災ではなく、人災であると言えよう。
過去の自民党政権を含め菅直人政権、NHKなど真実を伝えないマスゴミ、班目や関村などの御用学者、原発推進している東京電力など電力各社、三菱・東芝・日立などの原発建造会社などに、被害の責任や補償を求めるべきだ。
日本の藤崎一郎大使はCNNの番組に出演し、福島原発は爆発していないと嘘のコメントをしていたらしい。 ここにも無用な官僚が存在している。
我々は、テレビのスイッチを入れて、ドラマや紙芝居を見るような傍観者であってはならない。
「父さんの日記」の「【重要】コスモ石油火災で発生する有害物質と福島原発の緊急事態について」を読まれたし。 デモやチェーンメールを否定する報道そのものが事実を隠蔽しているようにも思えてしまいます。
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