ここ数日の暖かい気温や雨降りのためゲレンデの雪が少なくなり、黒っぽい色になりそうだとライブカメラの映像で見えていたが、夜半からの大雪で回復したようだ。 明日の元旦も一日中雪マークなので、抜けるような青空の中で、新年の幕開けのスキーを楽しむことはできそうにない。
2007年もついに最終日となった。 大晦日は「大つごもり」とも云うらしく、さらにネット検索すると、これは樋口一葉の短編小説だとも出て来た。
この一年を振り返り、どういう年であったかと総括しなければいけない日でもあろうが、特別に人様と違った生活をしているわけでもないので、思い出すことは少ない。 まぁ、個人的な出来事でいえば、昨年に続いて、フランス山中の巡礼路を歩いたことと、10月に2週間ほど英国からの客人を招いたことであろう。 どれも良い体験であった。
また、今月は師走ということで、縁戚や友人等などからたくさんの頂き物があった。 頂き物をするとお返しをしなければならず面倒だと云う人もある。 しかし、頂き物というのは、程度の差はあれ、それぞれの人の気持ちが現れるものである。 そういう意味では、「やったり、取ったり」のこの日本人の良い習慣を大事にして行きたいと思う。
今日は、20日から帰国していた息子が赴任地へ戻ると、成田までは無理なので途中のバスターミナルまで送って来た。 今回は純粋の休暇だと、友人達と旧交を温めたり買物などをしていたし、我が家の家庭料理でゆっくり過ごすことも出来た。 まぁ、何年ぶりかのこういう機会も、今年の頂き物(しかも大きなプレゼント)と云えるかもしれない。
今夜は、テレビから流れる巷の騒音に囚われることなく、そういった気持ちを思い起こしながら過ごすこととしたい。