信濃町内の下水道工事は10年以上前から始まっていたであろうか、町全体の進捗率がどの程度か分からないが、我が家がある地区にも1年前からやっと下水道菅埋設工事が始まっていた。 そして、一番難関だと思われた、鳥居川を越える工事がこの5~6月にかけて行われ、先日、町役場から下水道の供用開始が始まると常住場所へ報せが届いた。
これまでトイレは簡易水洗と呼んでいる溜置式で、ある程度溜まると業者へ汲取りを依頼していた。 そして生活から生れる雑排水はろ過装置を経て、地域の集中処理施設へと注ぎ、そこで浄化を行って来た。 この浄化施設の維持のために一定の負担金を支払って来たが、汲取り費用を含め、これら全部の排水が一括処理されることとなり、利用者としては大変具合がいいのだが、最後に家内の水洗トイレ工事を行わなければならない。 加え、雑排水処理施設の維持費負担がいつ終わるのか、管理組合からも町からも現在の所通知がない。
昔、牧師が開いたという神山・国際村でも上下水道工事が一括して行われているらしいが、一般の居住地域と異なり、町が設置する本管から住まいまでの距離がかなりあり、総じて自己負担しなければならない工事費用がかさむらしい。 先日行われた国際村総会ではトイレ水洗化の朗報ばかりが強調されて、そういう個々の状況による負担費用の多寡について詳しい説明がなかったとのこと。 国際村の山荘は一部にレンタルを行っており、オーナーにとっては上下水道の完備は早期に解決したい問題であるらしい。
このように一本筋が通ったような計画がなされていないのがこの町の施策のようにも思われる。 計画が一意にいかないことは理解できるが、一番末端にいる町民が困らないような状況に応じた事前の説明があれば安心できると思う。 どちらにしても、まずは、業者に連絡して我が家の水洗化工事の見積りを早々に取ろうと思う。 戸別負担金35+工事費100(トイレ2ヶ所)で、150万ほどかかるかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿