8月15日はお盆の中日であると同時に、先の大戦で日本が敗戦した日でもある。
子供の頃、母親に言われるままにナスやキュウリに折った割り箸を刺して仏壇に供えた。(精進馬というらしい) 盆提灯をかざし菩提寺のお坊さんがお経を上げに来て、菩提寺へは施餓鬼と称した盆会に出かけた。 盆明けには送り火をしたが、もうそんな風習は我が家にはない。
そして、今日は英米などの列国に負けまいと、アジア大陸に日本帝国軍が侵略を繰り返し、結局は連合国に降伏した日である。 この戦争で出兵し死んだ兵士、そして空襲や原爆、沖縄戦などで亡くなった市民、そういう日本人は何万人、いや何十万人いたであろうか? 中国や朝鮮で殺された人の数もはかり知れないであろう。 開戦した理由はともかく、負け戦が濃厚となった、もっと早い時期に何故降伏できなかったのであろうか? 1ヶ月、否3ヶ月、否6ヶ月前に、敗戦を決定していれば、空襲や被爆で苦しむ国民はもっと少なくて済んだ筈だ。 その決定が遅れたという一点だけを見ても、当時の政府要人と昭和天皇の国民に対する責任は重く現存すると言える。 昭和天皇は国民に土下座をしてでも誤るべきであった。
さらに、15日はキリスト教、とくにカトリック教会では聖母被昇天の日とされている。 キリストの母マリアが天国に上った日である。 神の啓示によりマリアはキリストを生み、キリストが非業な死をとげ復活するまで全てを、母親として静かに見届けていたわけだ。 そこに母親のあるべき姿を見る思いがする。
さて、そんな15日に野尻湖を周遊し、天望館へ出かけてみた。 ぶんぶく亭では自分達が食べるには十分だと1本50円の小さなモロコシを買い、天望館では知人に送る野菜を買った。 天望館の駐車場は満杯で、18号線に出る消防署前の信号には車の長い列が出来ていた。 我々は一旦妙高方向へ進んでから国道に出たのでその渋滞にあわなくて済んだが、どこもかしこも夏休み真っ盛りという感じであった。
昨夜は7時頃から雨が降りだし、古間の盆踊り会場ではフルート演奏が聞こえていたが、テント内で演奏されていたのであろう。 古間音頭のお囃子が聞こえ出したのは9時少し前であった。 そして9時過ぎに黒姫駅へ出迎えに行ったら、柏原の盆踊り会場は早々に切り上げてしまったのか撤収作業中であった。
でも今日は曇りながらも雨の予報はなさそうで、どうにか開催されることでしょう。 今晩が最終日、古間音頭保存会の皆さんを含めたくさんの方が踊りの輪に加わることでしょう。 我々は知人の招待があり、いつもながらこの踊りの輪に加わることはできないようです。
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